訪問介護の仕事内容は?一日の仕事の流れや働き方とともに解説します。

      2018/11/25

訪問介護の利用を考えている人は、介護士にどんな仕事をお願いできるのか。また、訪問介護で働きたいと考えている人は、どんな仕事内容なのか気になりますよね。

介護施設は介護士がいるところにお客様が訪れるというスタイルです。その為、大体皆同じ一日の生活の流れやタイムスケジュールが、ある程度決まっています。

それと異なり訪問介護は、介護士がお客様の元に伺うスタイルです。お客様の一日の生活の流れに、介護士が合わせる形になります。

仕事内容はお客様によって違い、言うなれば十人十色ですね!

 

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訪問介護の仕事内容と一日の仕事の流れや働きかたとは?

大まかに2つの仕事に分かれます。1つ目は身体的な部分に関わる「身体介護」と呼ばれるもの。

2つ目は身体に関わらない家事の部分の「家事援助や生活援助」と呼ばれるもの。

その他にも「通院介助」や、移動を支援する「移動支援」視覚障害のサポートの「同行援護」長時間一緒にいて介護ができる「重度訪問介護」等があります。

また、市区町村独自の取り組みや、保険制度を使用しない「自費サービス」等様々なサービスがあります。

どのような仕事内容があるのかを、一日の流れにそって説明します。

1日の生活の流れに沿っての訪問介護の仕事の例

7:30~8:00 発達障害のあるお子様 

→ご自宅から小学校までのお送り(移動支援)

8:30~9:30  頸椎損傷のお客様 

→身体介護(ベッドから車いすへ移乗、朝食準備、服薬確認、トイレ介助、おむつ交換、着替え)

生活援助(洗濯干し、洗濯物を畳んで収納)

9:45~10:15 認知症のお客様 

→身体介護(着替え、デイサービスの準備、デイサービスのお迎えに来た人に引継ぎ(送り出し))

10:45~11:45 末梢神経系の難病のお客様(身体を動かすことが難しい状態)

→身体介護(ベッド上で洗髪、トイレ介助)

12:00~13:00 ALSのお客様

→身体介護(昼食の食事介助、身体の清拭、薬の塗布、オムツ交換)

13:30~14:00 ダウン症のお子様

→移動支援(学校のバスを降りたところから、学童までの送り)

14:15~15:45 精神障害のお客様

→家事援助(掃除、洗濯、買い物代行、夕食調理)

16:15~18:15 視覚障害の盲目のお客様

→同行援護(スーパーに買い物)

18:30~19:30 頸椎損傷で下半身不随のお客様

→身体介護(入浴介助)

21:00~22:00 

→身体介護(就寝介助、身体の清拭、排泄介助、服薬確認、着替え、歯磨き、ベッドへ移乗)

22:30~翌朝8:30 ALSの気管切開をされ人工呼吸器を使用されているお客様

→重度訪問介護 (夜間の見守り、喀痰吸引、体位変換)

補足

介護士の、お客様宅への移動は自転車のところが多く、会社によっては、車やバイクで移動している所もあるようです。

上記のように、綺麗にシフトが組まれていればすごく働きやすいと思います!しかし、実際は空き時間ができるので、その空き時間に休憩を取るのがベターです!

空いた時間を事務作業をしています。残業の目安は、会社や働き方によって異なりますが、1~2時間くらいが平均かなと思います。

働き方について

朝起床~就寝~眠られている間と全ての場面に介護の仕事があり、1個の仕事時間も最短20分~最長8時間等、様々な時間があります。

働き方は正社員か登録ヘルパー(アルバイト)があります。

正社員だと1日を早番、中番、遅番の交代制のシフトのところや、9:00~18:00までと時間が決まっているところと様々です。

休日も土日休みや、シフトによったりしますが、週2日休みのところが多いのではないでしょうか。

登録ヘルパー(アルバイト)の場合は、自分の空いている時間で組むことができます。例えば、午前中だけや7:00~9:30の時間だけ働きたいということも可能です。

また、登録ヘルパーは会社を掛け持ちすることも可能なので、掛け持ちしている方が多いですね。上手くシフトが組めれば、登録ヘルパーでも、月に30~40万くらい稼ぐ方もいます!

また、夜勤は給料が良く、仕事内容も見守りが多いため、体的には辛くない仕事もあります。

一日の生活の中に仕事があるので、様々な働き方ができます!自分に合った働き方を探しましょう!

訪問介護 仕事内容

訪問介護の実際の仕事内容は?

よく介護の仕事は3K(きつい・汚い・危険)と言われますね。実際、知人からは「仕事、介護してるんだ…大変そうだね」と言われます。

しかし、実際はどうなのでしょうか?生活のお手伝いが仕事ですので、皆さんが日々当たり前に行っている事の延長線上が仕事になります。

お客様が出来ない部分を、介護士が支援しているだけなんです。そう考えると、ハードルは高くないと思います。

1日の流れの例のように、それ以外にも様々な仕事はありますが…

下記は、実際に私が担当したダウン症があるお客様です。

まだ小学1年生くらいのお子様と手をつないで登下校する仕事。お話や遊びながら学童やご自宅へ帰る時間は、こちらも癒しの時間で、お子様の成長も見れます。

別の日、雨が降っていて、私はカッパを着ていました。濡れてしまうと思ったのか、自分の小さい傘に必死に私をいれてくれようとしました。

私は必死に傘に入ろうと、中腰でその子のお家まで歩きました。とても優しく良い子で、気持ちは有難かったのですが、腰は痛かった…汗

そんな微笑ましい場面もありました!笑

担当が変わってしまい、久しぶりにそのお客様に会いしました。字も読めるようになり、体も大きくなって、成長しているんだととても感動しました!

また、移動支援で知的障害の方と3時間一緒に遊びに行く支援がありました。美術館や動物園、水族館、公園等色々なところや、イベントへ一緒に出掛けることもありました。

普段自分じゃ行かないようなところへ行けるのも、ちょっとお得な気分になりますね。

また、認知症のお客様で服薬の促しと確認だけの20分の仕事があります。週に1回しか、お会いすることはないですが、覚えてくださっています。

「髪切った?」「あなたなら安心できるから何でも話せるわ」

「家へ来た時には家族だと思って遠慮しないで」「薬のためだけにわざわざありがとう」

という言葉を聞いた時は単純に嬉しかったです!

もちろん仕事で、程よい距離感は保つように心がけていますが…いろんな場所に自分のおばあちゃん、おじいちゃん、親戚が増えていく感じですね。笑

また、家事が得意だったり好きだったりする人は、それだけで仕事に活かせると思います!ある意味、好きな事を仕事に出来ているのでは?と思います。

内容によっては掃除しに行ったのに、ほぼお話ししていたなんてこともありますね(笑)毎週私が来るのを楽しみに待っていてくださるお客様もいます。

一見大したことをやってなさそうな感じもしますが、どの仕事も危険や責任が伴います。ただ、生活の支援は誰かがやらなければならない重要な仕事です。

 

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訪問介護の仕事内容まとめ

介護は3K(きつい、汚い、危険)と言われますが、実際フタを開けると、様々な仕事があると思いませんか?

訪問介護は、お客様の1日の生活の流れをサポートしていくもの。お客様ごとに仕事内容をオリジナルに考えて、生活のしやすいようサポートします。

ただ、介護保険の制度は国の制度なので、定められている内容しかできません。また、市区町村で独自の制度や、制度内容が異なる場合があるので調べてみてください。

訪問介護士に興味ある方は、見学や実際現場の人のお話を聞くと良いと思います。特にインターンシップに参加してみる事をおススメします。

実際の仕事の1日の流れを先輩について見せてくれる会社もありますので、会社の雰囲気なんかも分かったりしますね!

気に入られれば、その後面接した時に優遇される…かも!?

訪問介護を利用するお客様もまずは、市区町村、訪問介護事業所、ケアマネージャーさん等に、相談してみてください。



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