訪問介護の大変なことは?乗り越える為の方法を教えます。

      2018/11/25

訪問介護は大変そう…そんなイメージを持っていませんか?就職説明会に訪れた人に聞かれる事は、【やりがい】と【大変な事】だいたいこの2つの質問が多いです。

今回は大変だと思う事についてお話しします。

 

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訪問介護の大変なこと

1.天候により移動が大変

私の会社は基本、自転車移動です。雨、強風、台風、雪の中でも自転車でお家を回らなければならないので、雨の日はカッパを着て自転車に乗ります。

中でも一番大変なのは、雪の日ですね。仕事がなくなることはないので、雪でもなんでも行かなければいけません。雪の日は大体、歩きか他の公共手段を使用する事が多いです。

冬の雨の日なんかも、寒いし手が凍ってしまうんじゃなかってくらい辛いですね。

ただ、晴れの日は気持ちがいいですよ!移動時間がリフレッシュにもなり、気分はサイクリング!

2.家の中に訪問するので緊張する

人の家に入る事ってなかなかないので、緊張すると思います。お客様も他人の人が家の中に入ってくると、緊張や警戒します。お互い様ですね!

回数を重ねて行けば、どんな雰囲気で入ればいいのかわかってきますし、慣れてくるので安心してください!

3.体調管理

まずは、訪問しなければ仕事が始まらない為に、体調管理はとても重要です。まあ、どの職業においても体調管理は最重要事項なんですが笑

お客様は障害や病気を持っていたり、高齢だったりと抵抗力が通常の人より弱い事が多いです。なので、もし自分の風邪を移してしまったら、それだけで大変な事になってしまいます。

体調が悪くて出勤できないと、お客様にもカバーする他の社員にも迷惑がかかってしまいます。また、心身ともに健康でないと、心の余裕もなくなり、相手を気遣う事ができなくなってしまいます。

風邪を引きたくなくても引いてしまう場合もあるので、その場合はちゃんと上司に相談して、訪問するお客様を検討しましょう。

休む場合もたいてい、カバーするメンバーがいますので大丈夫です。まずは、自分の体を大切にしましょう。

4.感情労働であり肉体労働

介護は肉体労働と思われがちですが、どちらかというと感情労働の割合の方が多いと思います。

今はご自宅に介護の機械を入れている方や、身体の負担がかからない方法もあるので、身体が小さくても、女性の力でも介護はできます。

感情労働の割合が多いのは、やはり接客業でもあるからです。特に、他人のお家の中で仕事をする。最初はこれだけでもかなり疲れると思います。

また、お客様の障害によっては暴言やあたりが強いお客様がいますし、重い状態の方は、常に危険と隣り合わせです。

そのような状況下から、感情労働の割合が多いと思います。移動中に気分を切り替える。上司や同僚に相談するなどして、うまくストレスを発散させましょう!

5.一対一での対応

これが躊躇する一番の原因なんじゃないかと思います。施設と異なり、一対一なので、じっくりそのお客様と関わる事ができる反面、責任が重くなります。

体調が急変されたり、トラブルがあった場合、その場にいるのは自分一人です。冷静に、臨機応変に対応しなければいけません。訪問した際に、倒れている事もあります。

しかし!心配しなくても大丈夫。まずは、慌てず、落ち着いて対応する事が何より大事です。

訪問するお宅には専属の訪問看護師や訪問診療の医者がいます。まずは、そこに連絡し指示を仰いで下さい。看護師や医者がいない場合、より緊急な場合は救急車を呼ぶと良いと思います。

お客様のご状態や体制によって連絡する順番が異なるので、そこは確認しておきましょう。

うちの会社であれば、お客様の状態にもよりますが、判断に迷ったり何かあった場合は、上司に連絡するようにしています。

可能であればすぐに駆け付けます。電話で指示を仰ぐことができるので、一人で入っていても心配はありません。

訪問介護 大変なこと

訪問介護で大変だった介護拒否が強いお客様

入社2年目、100歳近いお客様がいまいた。杖をつきながら歩行している状態で、足腰も弱く、転倒の危険性がありました。

ご家族がいない間の、移動時の見守り、食事準備、トイレ介助、更衣介助が主な仕事でした。

週2回、1回3時間~4時間のロングの仕事で、一筋縄ではいきませんでした。手伝おうとすると、杖を振り回したり、つねってきたり、ひっかかれたり…

ご家族は一人にするのが心配なのでヘルパーに見てもらいたいが、ご本人様は手伝われるのが嫌なのです。移動時、危ないので傍にいたいのですが、杖を振り回されて近づく事も出来ません。

トイレも立座りが難しいので、お手伝いをしたいのですが、手伝わないと手伝わないで、手伝わないのかと怒られ、手伝うと拒否をされるので、手を放そうとされて逆に危険になる。

とても天の邪鬼なお客様でしたね(笑)全然思うように仕事が進まない事がほとんどでしたね。逃げたくても自分しかいない。

担当を交代したいと思った事もあります。ただ、だんだんと身体が弱っていき、歩行ができなくなってベッドで過ごされる事が多くなってきて、抵抗力も弱くなった時、逆に寂しくなりましたね。

最期は老衰で亡くなられました。亡くなられる前の日まで仕事でお会いしていましたが、亡くなられる前は、幻覚が見えるのか、「知り合いが来ているんだ」とお話ししていました。

最期の方は、見るたびに涙が出そうになってしまいました。ご家族の方が、ご本人様が嫌な思い出を一生懸命頭から出していると言ってました。

頭から手で何かを出して、実はあれが嫌だった等をお話をされているとのことです。ご家族も、あの対応は間違っていたのではないかと考えるとお話しされてました。

私もその話を聞いて、今までの介護方法、ご本人様との接し方は正しかったのか、もっと良い方法があったのではないかと考えさせられました。

大変な仕事だったと思いますが、続けられたのには理由があります。ご本人様が時たま見せる優しいところです。ご飯を食べていけ、一緒に食べてもらえると嬉しい等、暖かい言葉もかけてくれました。

基本、悪い人ではないのが分かっていたから、また、ご家族が優しい方だったから続けられたんだと思います。

その方の介護拒否の理由は、自分の体が動かなくなっていくので、イライラされていただけだと思います。

また、自分で行いたいという気持ちが人一倍強い方だったのかなと思います。とても大変なケアでしたが、投げ出さずに最後まで関われてよかったと思います。

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訪問介護の大変なことを乗り越える方法まとめ

人によって大変だと感じる事は様々です。ただ、どの仕事も大変な事はありますが、それをどう乗り切っていくか。

大変なことの中にも、視点を変えればよい面もあります。大変な事から目を背けず色々なやり方を試してみることが大事だと思います。



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