身近にある野菜のひとつとして挙げられる「きゅうり」。
「サラダとしてもそのまま一品でも出せるからきゅうりは欠かせない」
と考えている主婦の方も多いのではないでしょうか。
ただそのきゅうり「食べ過ぎても大丈夫なのか」気になったことはありませんか?
私自身、ダイエットをしていた時に
「きゅうりはほぼ水だからいくら食べても大丈夫」なんて聞いたことがあるくらいです。
ですが本当にそうなのでしょうか。
今回は「きゅうりを食べ過ぎるとどうなるのか」についてお話したいと思います。
まずは「きゅうりを食べ過ぎた場合に考えられる影響について」です。
その後、体験談から1日の目安についてお話していきます!
目次
きゅうりを食べ過ぎた場合に考えられる影響
まずきゅうりを食べ過ぎた場合に考えられる影響は以下の通りです。
①体が冷える、冷え性が悪化
②腹痛や下痢
③高カリウム血症のリスク
④太る
これらの影響が考えられます。
ではなぜこのような影響が起こるのでしょうか。
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きゅうりに含まれるカリウム
このカリウムには利尿作用があり、
この作用によって冷えや腹痛、下痢を引き起こしてしまいます。
急激に気温が下がったときなどに腹痛・下痢を経験した人は多くいるのではないでしょうか。
きゅうりに含まれるカリウムによって冷えが起こり、
そこが腹痛や下痢に直結してしまうこともあるのです。
逆に夏に食べると夏バテ対策になるのもこの冷えるというおかげですね!
そして高カリウム血症ですが、腎臓が弱かったり疾患がある人は、
きゅうりの食べ過ぎによるカリウムの過剰摂取には注意してください。
健康な人であれば問題はありませんが、
内臓の働きが弱っていたりすると体内でカリウムの濃度が高くなり、
高カリウム血症を引き起こしてしまう場合もあります。
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きゅうりに含まれるククルビタシン
このククルビタシンは苦み成分のこと。
苦いので体に悪いように思えてしまうかもしれませんが、
実はがん予防に効果があると注目されている成分でもあるのです。
ですがこのククルビタシンによって吐き気や下痢を引き起こしてしまうことがあります。
ただきゅうりに含まれるククルビタシンは少量です。
体への大きな影響はないに等しいとされていますが、
体が弱っているときに多く摂取してしまうと冷えて腹痛の影響があることもあるので要注意です。
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きゅうりの調理方法によって太る
きゅうりって味がほぼなく、なんのサラダにもドレッシングにも合わせやすい食材ですよね。
ですがそれが故に何かと合わせて食べることが多くなるとも言えます。
きゅうり自体にカロリーが少なくても、ドレッシングなどは意外とカロリーがあるので、
調理方法によっては太る原因にもなってしまいます。
きゅうりに含まれる成分はどれも微量です。
一番気にする成分はカリウムですが、こちらも健康な人、
もしくは摂りすぎなければ問題はない程度です。
適量であれば影響はありませんので安心してくださいね。
では実際にきゅうりを食べ過ぎてどうなったのか、体験談を見てみましょう。
きゅうりを食べ過ぎてどうなった?体験談・口コミ
きゅうりを食べ過ぎてしまったことによって、どんな影響があったか気になりますよね。
それぞれの体験談をご紹介します。
影響が出なかった人
・きゅうりダイエットをしていたときに大量に摂取したが、体に異変が出ることはなかった
・きゅうりが好きで毎日食べていたが、それによって体調がすぐれないということはない
きゅうりを大量に食べても影響が出ない人も一定数いるようです。
影響が出た人
・きゅうりのサラダ、おしんこなど、
一日で計3本くらい摂取してしまったときはお腹がゆるくなってしまった
・サラダのきゅうりを4~5枚食べるのは問題ないが、
つけものなどで1本食べてしまうと、必ずといっていいほど下痢になってしまう
・いつもは大丈夫だけど、風邪をひいたとき、
もしくは引き始めにきゅうりを食べるとお腹がゆるくなってしまう
影響が出る人にはやはり「きゅうりの摂取量」が大きく関係しているようでした。
さらにその時の「体調」によって左右される人も多いようです。
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妊婦
・つわりで何も食べられないときにきゅうりだけは食べられた。
一日3本は平気で食べてたけどお腹がゆるくなったりすることはなかった
実は妊婦さんでつわりの時に唯一食べられたものとしてきゅうりと答える人は多かったです。
きゅうりにはビタミンもたっぷりなので、妊婦さんにもオススメ!
ですが、調理方法には注意してください。
塩分の摂りすぎは妊婦さんによくないので、そのまま食べるか、
調味料は少なめにしたほうが良いでしょう。
また、食べすぎは体を冷やしてしまう可能性もあるのでそこだけは注意ですね!
後ほど、適量について説明します。
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幼児・子供
・子供が野菜の中できゅうりを良く食べるが、お腹を下したことはない
お子さんが食べれる量はある程度決まっていますし、大人のように何本も…
ということもないので食べ過ぎによる影響がでることはなさそうです。
ですが、お子さんの体調が良くないときには、控えた方が良いかもしれませんね。
きゅうりを食べすぎて影響が出た人の共通点
全体的にみてみると、食べ過ぎて影響が出た人の共通点として
「食べる量」
「その時の体調」
が大きく関係しているように思えます。
大人でも何本も食べれば影響はでやすいでしょうし、
やはりもともと水っぽく感じられる食材なので、
冷えからくる腹痛・下痢にはなりやすいと言えるかもしれません。
ではきゅうりを食べる時の注意点はあるのでしょうか。
きゅうりを食べる時の注意点
きゅうりを食べる時の注意点をわかっていれば、食べすぎによる影響も出なくなるでしょう。
ではそれぞれ見ていきましょう。
きゅうりは毎日食べても大丈夫?
これは人によっても違いますが、お腹を下しやすい人でなく、
体調も悪くないという前提であれば大丈夫と言えるでしょう。
実際に私自身ほぼ毎日きゅうりを摂取しています。
多くて一日一本ですが、平均すると一本の半分くらいを一日で摂取します。
ですが体調が悪くない限り、お腹が冷えたりと感じることはありません。
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きゅうりは1日何本以上だと食べ過ぎ?
ある質問で「きゅうりって一日何本までOK?」というものがあったのでその答えをご紹介します。
「私もキュウリが好きで、一時期1日5本ぐらい食べていました。
でも食べ始めてから5~6日目で滅多に下痢をしない私が下痢をしました(^^;)
害があったり太ったりとかはないでしょうが、キュウリは体を冷やす野菜の代表格なので
冷えに注意ですよ!」
引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1111078761
この方のようにいくら体調が良くても、
普段お腹を壊すことが滅多になくても、やはり5本は食べ過ぎということになりそうです。
一食1本でも多いような気がしますが、
漬物などだと一本ペロッと食べることが出来てしまいますよね。
そう考えると一日2~3本までが大丈夫だと言えると思います。
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妊婦さんは一日何本まで?
もしつわりであまり他のものが食べられない、
とすれば一日食べられるだけ食べても大丈夫だそうです。
ですがさすがに5本を超えると体全体が冷えてしまい、赤ちゃんにもよくありません。
つわりがあってきゅうりしか食べられない、という場合には産科の先生に相談してみてください。
もしつわりがなく、他のものも食べられている状況であれば一日1本までが良いと思います。
妊婦さんは体を冷やしてしまうのは本当によくないことなので、よく体調と相談してくださいね。
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子供は一日何本まで?
1~2歳のきゅうりの摂取量目安は100グラムとされています。
これは小さめのきゅうりくらいの大きさですが、
あくまでもきゅうりを含む「淡色野菜の一日の摂取量目安が100グラム」となるので、
その日きゅうりだけであれば1本分大丈夫ということになりますが、
他の野菜が含まれているのであれば一日多くても半分程度が良いと思います。
きゅうりを食べ過ぎず、でもたくさん食べれるレシピ
きゅうりが好き!食べたい!でも食べ過ぎたくない!
そんな人にオススメのレシピをご紹介します。
・ピクルス
きゅうり1本を細い輪切りにします。
鍋にお酢80cc 砂糖大さじ1と半分 塩小さじ1 ローリエ1枚を入れ煮立てます
その鍋にきゅうりを入れ透き通るくらいまで煮ます(2分程度)
ボウルにうつしてラップでぴったり蓋をして粗熱がとれたらできあがり
輪切りにすることでかさましできるのですごくオススメです!!
まとめ
手軽にたくさん調理方法があるきゅうりを食卓にたくさん並べたいですよね。
きゅうりの漬物ひとつあるだけで、夕飯も豪華に見えるものです。
食べ過ぎには注意したいですが、
極端に食べ過ぎることがなければきゅうりの成分が体に大きな影響を及ぼすことはありません。
ですが食べやすい分、「体を冷やしやすい食材」だということは覚えておいてくださいね。
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