「どうしてもやる気が出ない」
そんな時、飲みたくなるのがエナジードリンク。
飲むとシャキッとして、頭が働くんですよね。
集中するために、1日1本以上飲まないと気がすまなくなってしまいました。
でも「エナジードリンクを飲み過ぎると危険」って話もありますよね。
そこで今回は、エナジードリンクを毎日飲む危険性について調べました。
目次
エナジードリンクを毎日飲むとどうなる?
エナジードリンクを飲むと、頭がすっきりして集中力が増します。
反面、毎日飲み続けることで体が怠くなったり、すぐ「もう1本飲みたい!」と思ってしまう依存性もあるんです。
メリットも感じる一方で、たしかに依存性が増す感じがしますね。
以下から、毎日飲んだ時のメリット・デメリットを口コミからま分類してみました。
メリット
「エナジードリンク飲んでると仕事のパフォーマンスが良くなる」
「元気が出るし強烈な眠気覚まし」
「夜勤続きだから飲むと1日頑張れる」
「レッドブルが唯一の体力回復アイテム」
体力が回復したり、やる気が出てパフォーマンスが良くなるといった声がありました。
なくてはならないアイテムって感じでしょうか……。
デメリット
「エナジードリンクが必須の生活だったけど、段々効かなくなっていった」
「逆に疲れやすくなった、きっと体に悪いよね」
「習慣になってしまってやめられない」
「食欲がなくなってきて、不注意によるケガが増えた。最初は良かったけどデメリット多すぎ」
何も感じない人ももちろんいると思いますが、このような意見もあるので、エナジードリンクの飲み過ぎはかなり悪影響な気がします。
効かなくなって、飲む本数がどんどん増えていく人も多いんでしょうね。
エナジードリンクの成分とメリット・デメリットの理由
上記のようなメリット、デメリットが起こるのは、エナジードリンクによる成分が大きく影響しています。
カフェインの効果
エナジードリンクはカフェインを含有しています。
有名なレッドブルで80mg、モンスターエナジーには128mgのカフェインが入っているんです。
厚生労働省によると、1日のカフェイン上限摂取量は健康な成人で400mg。
コーヒー1杯およそ90mgなので、それほど気にする数値でもないように思えます。
モンスターエナジーはちょっと多めですが……。
そうなるとエナジードリンクには、大量にカフェインが入っているわけじゃない
事になります。
しかし、問題はカフェインの依存性!
飲み過ぎたり毎日カフェインを摂取することによって、カフェイン耐性がつき、より多くのカフェインを求めることに。
「エナジードリンクの飲む量が増える、やめられない」といった原因になるんです。
一方でカフェインには集中力を上げるメリットもあります。
とはいえそれは一時的。
カフェインの効果が薄まると集中力も低下します。
糖の効果
糖による影響も無視できません。
エナジードリンクは平均で25gほどの糖分が入っています。
25gは、およそ角砂糖6個分!
WHOのガイドラインによると、1日の砂糖の摂取量は25gまでと示されているので、エナジードリンクを飲むとそれだけで上限摂取量に届いてしまいます。
砂糖の摂りすぎは糖尿病、肥満、下痢、低血糖による脱力感を招きます。
1日1本としても、毎日25gの砂糖を取っていると思うと怖くなっちゃいますね。
エナジードリンクの飲みすぎは危険なのか?
エナジードリンクの飲みすぎは危険です。
数日~数週間程度なら問題ないかもしれませんが、数か月以上に渡って毎日飲むと体に何らかの悪影響があらわれる可能性があります。
最も問題なのは糖分!
毎日甘いジュースを欠かさず飲んでいるようなものなので、肥満や糖尿病になってしまうリスク大です。
一方、カフェインは問題とするほどでもないというのが正直なところです。
含有量がコーヒーと変わらないからです。
とはいえ、エナジードリンクが危険視されたきっかけは、糖分よりもカフェイン中毒により救急搬送が増えたからでした。
体調によっては「1日に3~4本飲んだだけで中毒になった」という人もいるようです。
ただ、どのくらいカフェインを取る中毒になるのかについて下記に記載されていました。
欧州食品安全機関(EFSA)によると、健康を維持するために望ましいカフェイン摂取量を以下のように提言しています。
・1日当たりカフェイン400mg未満
・1回あたりカフェイン200mg未満これらを超える量のカフェインを漫然と摂取し続けると依存に陥りやすくなります。
急性中毒については一般成人の場合、1時間以内に6.5mg/kgの摂取で約半数が急性症状を発症、3時間以内に17mg/kgの摂取で全数が発症となっています。
体重60キロの成人のケースであれば1時間以内に390㎎で半数が、1020mgで全数が急性中毒になる計算です。致死量は個人差が非常に大きく一概には言えないが、一般的には5000mg~10000mg(5g~10g)と言われています。
先ほどの基準(1杯200mL)とすると、コーヒーだと1時間以内に9杯でほぼ確実に急性中毒になり、40杯ほど飲むと致死量にかなり近づきますね。
引用:https://www.cocokarafine.co.jp/oyakudachi/health/201901331.html
短時間にそれほど飲むのも難しいかもしれませんが、糖分も考えるといずれにせよ、1本以上は止めておいたほうが良いですね。
エナジードリンクとの付き合い方
エナジードリンクとの付き合い方のポイントは以下2つ。
・適量は1本
・飲むタイミングは朝から昼にかけて
糖分やカフェインの面から見ても、適量は1本です。
タイミングは、夜にエナジードリンクを飲むとカフェイン効果で眠れなくなるため、朝か昼にしましょう。
また、エナジードリンクを止めたい人には「オロナミンC」や「無糖の炭酸飲料」に移行する方法がおすすめ。
エナジードリンクは、レッドブル・モンスターエナジー・デカビタなどに関しては入っている糖やカフェインに違いがありません。
一方、オロナミンCは糖分こそ多いですが、カフェインは18mgと少ないです。
だからオロナミンCから無糖の炭酸に変える、もしくは最初から炭酸水に以降するのが止めるためのスムーズな方法だと思います。
まとめ
・毎日飲むと依存性や集中力低下が起こる
・症状の原因はカフェインと糖
・適量は1日1本
・止めたい場合は炭酸水を活用
1日1本以上飲みたくなったら危険信号!
依存性が心配な方は炭酸水に切り替えるなど、何らかの対策が必要かもしれません。
依存していなければ、ハードな勤務や疲れてる時にはいいと思います!
エナジードリンクに限らず、なんでも、飲みすぎや食べ過ぎはダメですね!
コメントを残す