巨人の坂本勇人内野手と大城卓三捕手が新型コロナウイルス陽性とのことで話題になっていますね。
2日には西武との練習試合も行ったこともあり
両チームの選手やスタッフに心配の声が上がっています。
そして、もう一つ話題になっているというか、疑問点が。
ウイルス量すくないから微陽性って
どーいうこっちゃえ?既存の言葉?造語?新語?
— 陽 (@shisunyou) June 3, 2020
坂本勇人内野手と大城卓三捕手のPCR検査について、「微陽性」が出たと報じられているのですが
「微陽性」とは聞きなれない言葉ですよね。 検索してみると「疑陽性」や「偽陽性」というワードは出てくるのですが…「微陽性」とは一体?
微陽性とは、どのような状態のことを指しているのでしょうか。
今回の一件で造られた、いわゆる造語なのでしょうか。
現在調べて分かる情報をまとめてみました。
目次
「微陽性」って何?「疑陽性」と「偽陽性」とは別?
「微陽性」の意味を調べるついでに、「疑陽性」と「偽陽性」についても調べてみたので簡単にまとめて行きたいと思います。
疑陽性/擬陽性
「疑陽性」とは、検査の結果、陽性判定基準を満たしてはいないが陰性ではない状態のことを指します。
免疫がついたとは言い切れない、すなわち「疑わしい状態」ということです。
つまり、陽性の可能性も捨てきれない状態のことです。
偽陽性
「偽陽性」とは病気であるかどうかを検査する場合に、検査の結果、実際にはその病気ではないのに検査結果が陽性に出たことを指します。
簡単言いますと、検査結果が「間違って陽性」と判定されることです。
つまり、実際は感染はしていない状態のことです。
微陽性
さて、お次は気になる「微陽性」についてです。
現在ネットに出ている情報で、一番専門性が高いのではないかと思われるものが日刊スポーツの記事として上がっていました。
循環器及び感染症専門の愛知医科大・後藤礼司医師 抗体検査とは新型コロナウイルスに感染して体に免疫ができているかどうかを調べるものです。コロナを発症して2週間前後経過すると、IgGという抗体が出てきます。これが出てくると、免疫を持っているということになります。
「微陽性」という表現があいまいで分からないのですが、IgGの値がほんの少しだけ上がっていると推察されます。よって、坂本、大城両選手が症状もなかったと言っているので、無症候性感染者であったと考えられます。ただし、抗体検査はどの会社のものを使うかによって精度が違うので、注意が必要です。
引用:https://www.nikkansports.com/baseball/news/202006030000999.html
感染症専門の方でも「微陽性」については表現があいまいでハッキリとは分からないようですね。
両選手ともウイルス量が少なく、無症状だったために「微陽性」という言葉が使われたのだろうということですかね。
…つまりふつうに陽性ということですよね?
結局のところ「微陽性」とは造語?
微陽性で検索しても、今回の巨人選手の話題しかヒットしませんので
やはり微陽性とは造語なのでしょうか。
気になったので何か手掛かりがないかと思い、「インフルエンザ 微陽性」で検索するもやはりヒットせず。
前述の感染症専門の方でも「微陽性」については表現があいまいでハッキリとは分からないようなので
微陽性は新しくできた造語と考えて良さそうですね。
今回の一件で「微陽性」というワードが話題になっているので
何か新しい情報が入るかもしれませんね。
詳しいことが分かり次第追記していきたいと思います。
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