オリンパスは24日、デジタルカメラなどの映像事業を新会社として分社化し、ファンドに売却するとの発表がありました。
9月30日までに最終契約を結び、12月31日までの取引完了を目指すとのこと。
売却先は投資会社の日本産業パートナーズ関連のファンド。
オリンパスは、映像事業を黒字化が見込める構造にした上で分社化するとしているようですが
今後はオリンパスとしてのブランド名での製品展開はなくなってしまうのでしょうか。
非常に気になるところなので、情報を調べてみました。
目次
OLYMPUS(オリンパス)がカメラ含む映像事業を分社化へ
オリンパス デジタルカメラ含む映像事業を分社化 売却へ #nhk_news https://t.co/tmAQir8RRP
— NHKニュース (@nhk_news) June 24, 2020
オリンパスの映像事業は2018年3月期から3期連続で赤字を計上していたようです。
実は、以前からもオリンパスの映像事業の赤字はネット記事になどでも取り上げられていました。
そのため、カメラ事業からの撤退が囁かれていましたが…
まさか実現する日がくるとは。。
長年オリンパス製品を愛用している方からすれば、大変ショッキングなニュースとなってしまいました。
製品にオリンパスの名前は残る？“機種名”は継承とのこと
今後、オリンパスのブランド名はなくなってしまうのでしょうか？
オリンパスの公式サイトでは、『映像事業の譲渡に関する意向確認書の締結について』という題目で、PDFが掲載されていました。
そちらから一部を抜粋。
２．本取引完了後の映像事業
本取引は、グローバルの映像事業を対象にしており、映像事業の分社化及びJIPへの譲渡後も、新会社が構造改革後の研究開発・製造体制を維持し、引き続き高品質かつ信頼性の高い製品を提供し続けます。また、オリンパス製品のカスタマーサポートを継続いたします。
従来のオリンパス製品のカスタマーサポートは継続するようですね。
さらに、別のニュース記事では以下のような文面も。
新会社ではOM-DやPEN、ZUIKOなどをはじめとしたブランドを継承。国内事業だけでなく海外の事業も対象となり、研究開発・製造体制も維持するという。
引用：https://news.yahoo.co.jp/articles/5fd0b03cc7f1d5aa44860dec2990032e9b5919c2
どうやら、今のところブランドは継承される見通しのようです。
ということは、機種の名前は残ることも間違いないということですね。
ただ、それらの製品に『オリンパス』の名前が残るかまでは現段階では不明となっています。
継承されるのは機種名だけで、オリンパスの名前は残らない…という可能性も十分あり得ますね…。
オリンパスのブランド名継続を望む声
ブランド名はオリンパスのままであってほしいな
— 曽根原 昇 (@N_SONEHARA) June 24, 2020
オリンパスの映像事業を分社化ってことは、製品に今使ってるブランド名は使えるけど、「OLYMPUS」っていうのが使えなくなるってことかな。
うーん、どうかなー…— おいたん＠社畜王将アップルマン (@komatsusann) June 24, 2020
オリンパス身売りマジか
ブランド名はどうなるんだろうキオクシアみたいなしょうもないダジャレだけはやめてほしい
— masa (@masa8den) June 24, 2020
ブランド名どうすんだろうね。
VAIOは全機種VAIOだったから分社化後の社名にしやすかったけど、オリンパスのカメラはそうもいかんからなあ。— ataru＠ぶちかました13期 (@ataru_mix) June 24, 2020
ペンタックスみたいにブランド名が残るならいいですが、オリンパスブランド使えない（or使わない）だとヤバそうですね💦
— T_Hino (@_Pole_star_) June 24, 2020
ブランド名は継承するけどオリンパスじゃなくなるから、カメラの頭についてるロゴはOM-Dとかになるのかな
Pentaxみたいに会社名とブランド名がバラせてればスムーズだったんだろうか— 村方 (@eg_gc_sb) June 24, 2020
やはりネット上ではブランド名について気になる声が多数見受けられます。
コメントにもあるように、VAIOは全機種名がVAIOだったので分社化した後も名前が残りやすかったですが、オリンパスは勝手が違いますので、難しそうですよね…。
以前から映像事業の撤退が囁かれていたとは言え、今回のニュースは衝撃的でした。
ひとまず機種名は受け継がれるようですが、ブランド名に関してはどうなるのか…
続報を待つしかないのが現状です。
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