部屋の乾燥を防ぐことができる加湿器。
しかし、使っていると床が濡れてしまうことがありますよね(・・;)
毎回拭くのも面倒だし、床材に影響はないのかも心配です。
そこで、何故、加湿器を使うと床が濡れてしまうのか?
原因と床を濡らさない対策を調べてみました!
まずは、加湿器を使うと何故、床が濡れてしまうのか?
原因を見ていきましょう(/・ω・)/
目次
加湿器を使うと床が濡れてしまう原因は?
加湿器を使うと床が濡れてしまう主な原因は、加湿のし過ぎだと考えられます。
日中は空気が乾燥していないか?肌や髪がカサついていないか?
など気になりやすく、つい加湿をしがちです。特にお子さんが小さいご家庭では、
お子さんに風邪を引かせないように加湿に気を配る人が多いですね。
しかし、適切な湿度は「40~60%」程です。
室内の湿度が60%を超えている場合は、加湿のしすぎと考えて良いでしょう。
加湿器で濡れるその他の場所は?
他にも加湿器を使うことで濡れてしまう場所があります。
加湿器で布団や枕元など寝室が濡れる!
寝室で加湿器を使うと、布団や枕元が濡れてしまう事ないですか?
夜の方が加湿器を使うと寝室を始め、部屋が濡れやすくなります。
就寝中は暖房やヒーターを止める人も多いですね。
布団に入っているので暖房やヒーターを止めても寒さはあまり感じなくても、室温は下がります。
室温が下がると空気中の水分量は変わらなくても、湿度は高くなります。
湿度が高くなることで、寝具が濡れてしまうのです。
寝具が濡れてしまうとカビの原因になりますし、衛生面、健康面においても心配です!
加湿器で部屋や壁が濡れる!
加湿器を使うと部屋や壁が濡れてしまう大きな原因は、外との室内と室外の気温差が影響しています。
加湿器の周囲以外にも窓を見てみましょう。結露で濡れていませんか?
気温差が大きい上に加湿器で加湿をすることで更に床が濡れやすくなるので、気温差には注意が必要です。
加湿器で床が濡れる!対策まとめ。濡れないためには?
加湿器を使っても床を濡らさないためにはどうすれば良いのか?次はその方法を紹介します(^^)
加湿器の置き場所は部屋の中央
加湿器はなるべくドアの開閉部分を避け、部屋の中央に置くようにしましょう。
また、エアコンの風が当たらないようにするのもポイントです。
エアコンの風が加湿器に当たると加湿器周辺の空気が乾燥し、加湿器のセンサーが反応。
必要以上に加湿してしまう可能性がるんです!!
加湿器を置く高さにも注意!
加湿器を置く際は、床から70~100センチほどの高さに置くのがベストです。
あまり低いところに置くと、加湿器から出る蒸気が床に付き、床を濡らす原因となります。
外との気温差や湿度をチェック
加湿器で床を濡らさないためには、適切な湿度内で安定させることが大切です。
部屋の断熱状況によっても異なりますが、
断熱材が使われていない状況で気温と湿度の関係を見てみます。

参照:https://weathernews.jp/s/topics/201711/130155/
適切な湿度は、40~60%程ですので、
部屋の温度は外気温より+10℃前後までなら上げても問題ありません。
但し、断熱状況によって異なりますので、温度よりも湿度に注意しておく方が安心です。
布団や枕元など寝室の対策
就寝中に暖房やヒーターを止める場合には、加湿器もタイマーしておきましょう。
暖房やヒーターと連動させることで湿度の上げ過ぎを予防できます。
部屋や壁の濡れ対策
加湿器によって部屋や壁がぬれてしまう場合は、外との気温差が関係している可能性があります。
部屋の温度を少し下げる、加湿器を止めるなどして部屋の湿度を40~60%程度に保ちましょう。

机が濡れる!原因と対策
加湿器を使うことで机が濡れて困っているという人も少なくありませんね。
机が濡れてしまう原因は、部屋の湿度が高くなり過ぎている可能性があります。
部屋の湿度を40~60%程度に保つと共に、
使っていない紙類は机の上に置いておかないようにしましょう!
カーペットや畳の濡れ対策
カーペットや畳は濡れたことに気づきにくく、気づいた時にはカビが出ているということも少なくありません。
部屋の湿度を40~60%に保つと共に、カーペットや畳の下に除湿シートを敷くのもおすすめです。
除湿シートを敷いておくと、カビの発生を遅らせることができます。
定期的に干すなど、メンテナンスは必要ですがカビを予防するのに効果的です。
加湿器の中でも濡れやすいタイプは?
加湿器には、いくつかタイプがあります。
全ての加湿器が床を濡らしやすいかというと、そうではありません。
そこで、加湿器のタイプ別に床を濡らしやすいか濡らしにくいかを見ていきましょう。
超音波式加湿器は濡れる?
答えはYesです。
超音波式加湿器は、タンク内の水を超音波で振動させて霧を作り放出しています。
霧吹きスプレーで加湿しているようなイメージですね。
霧吹きを吹き続ければ、霧吹き周辺は水しぶきのように濡れますよね。
超音波式加湿器は、部屋に霧吹きで水を吹いているのと同じなので床が濡れやすくなります。
ペットボトルの加湿器は濡れる?
答えはYesです。
ペットボトルの加湿器は「超音波式加湿器」と同じ原理で加湿します。
つまり、部屋に霧吹きで水を吹いているのと同じなので床が濡れやすくなります。

ハイブリット加湿器は濡れる?
答えはYesです。
ハイブリット加湿器は、タンク内の水をぬるめに温めてから超音波振動で霧を作り放出します。
そのため、超音波式加熱式ほどではないものの、霧ですので周囲は濡れやすくなります。
加熱式加湿器は濡れる?
答えはNoです。
全く濡れないとは言えませんが濡れにくいといえます。
加熱式加湿器の場合、タンクの水を加熱して蒸気を出し加湿します。
お湯の沸いたやかんを思い浮かべてみましょう。
お湯の沸いたやかんの口からは、蒸気はでますが周辺は濡れませんよね!
蒸気ですので、床が濡れる心配はありません。

気化式加湿器は濡れる?
答えはNoです。
気化式加湿器は、その名の通り水を気化=自然に蒸発させることで加湿します。
イメージとしては、濡れた洗濯物を干している状態ですね。
湿度は低い状態で洗濯物を干しても床は濡れませんよね?
気化式加湿器は、その状態と同じなので、床を濡らすことなく加湿できます。
加湿器のミストは濡れる?
答えはYesです。
加湿器のミストはその名の通り「霧」で加湿します。
原理としては、「超音波式加湿器」と同じです。
部屋に霧吹きで水を吹き続けている状態ですので、床は濡れやすくなります。
加湿器の床置きは濡れるのか?
答えはYesです。
加湿器を床置きすると、加湿器から出てくる霧や蒸気が床に当たり続けてしまいます。
この状態が続くと、ある程度、高さのある場所に置いているものに比べ床は濡れやすくなります。
加湿器で床が濡れないおすすめの商品は?
次は、床が濡れにくいおすすめの商品をご紹介します!
パナソニック FE-KXS07-T
ナノイーを搭載しているので、加湿効果はもちろん、肌や髪にもうるおいを与える効果があります。
気化式加湿器なので、床が濡れにくい加湿器です!
ヒーターレスなので火傷の心配がなく、小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使えるのも魅力の一つです!
お急ぎモードがあるので、素早く適した湿度に安定させたい場合にも有効です。
ボルネード EVAP3-JP
対応畳数が、6~39畳、12~56畳と広いため、リビングなど広い部屋でも快適に使用できます。
こちらも気化式加湿器なので、床が濡れにくい加湿器です。
サーキュレーター内臓で広い部屋をむらなく加湿できるのもポイントです。
小さいのになかなかやるんですよ!この子!!(笑)
ヒーターレスなので、火傷の心配がなく、小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使えますよ!</p
加湿器で床が濡れる原因や対策 まとめ
加湿器は、部屋の湿度を快適に保つためにとても有効に働いてくれる家電製品です。
全ての加湿器が床を濡らしてしまうわけではありません。
これから加湿器をご購入する際は、床を濡らしにくいタイプの加湿器を選ぶと良いでしょう。
既にお手持ちの加湿器で床を濡らしてしまうタイプなら、
床を濡らさないよう対策を取るのもおすすめです。
加湿器を上手く使って、適した湿度で風邪予防、カサつき予防をしていきましょう。
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