一大イベントである高校受験。
ですが、中学生は部活や習い事なども忙しくて、中々勉強する時間が取れないですよね。
今まで部活に力を入れてきたなら尚更、いきなり勉強しなきゃいけないと言われても、
気持ちの切り替えに戸惑うものかもしれません。
このまま勉強しないでも合格できるのかな、これからどうすれば良いの?
そんなお悩みにお答えしたいと思います(/・ω・)/
目次
受験前なのに勉強していない人はどれくらいいる?
実際に受験前に勉強していない人ってどのくらいいるのでしょうか?
大手通信教育出版社の行った調査では、一週間あたりの勉強時間が0分だった人が、
中3の9月で全体の6%、入試直前では3.1%いるという事が分かりました。
ほとんどの子どもが受験にむけて学習量を増やしていく一方で、
最後までモチベーションのあがらない子どももいることがわかりますね。
参照:https://berd.benesse.jp/berd/center/open/report/kou_jyuken/2011/hon_07.html
勉強のやる気がでないのは、あなただけではない様です。
ですが、少数派であることは頭に入れておきましょう!
受験前なのに勉強していない人の実際の声
「受験生 勉強してない」と検索すると、Yahoo!知恵袋などに寄せられた質問がたくさん出てきます。
中学3年生です。受験生なのに全くやる気がでず、こうしてスマホばかりいじってます。(7月)
高校受験のやる気が出ない中三の女です。
私は後数ヶ月で高校受験を迎えるのですが、全然勉強のやる気が出ません。(12月)
明日受験なのにフォートナイトやめられないんだけどwwww
面接もロクに練習してない…どうしよう…(前日)
共通するのは、「勉強してなくてヤバイ。しなきゃいけないのは分かってる。
でもやる気がでない。どうしたらいい?」という、勉強していない、
しなきゃいけないという危機感が滲み出ていること。 勉強しないでも良いか!ではないのですね。
受験前なのに勉強していない人のその後…後悔した?
受験前に勉強をしなくて、後悔しない…わけがないですね(; ・`д・´)
勉強しなかった人が必ず言うセリフはこちら。
「あ~、あの時勉強しておけば、もっと偏差値上がってたのになあ・・・」
そりゃそうです。当たり前です。
これは分かりやすい言い訳を含んだ後悔ですが、実際には、
志望校に受かったとしても「勉強する習慣が身についてない」事を後悔する人が多い様です。
大手通信教育会社が保護者に対して行ったアンケート結果でも、
実に32%の人が後悔していることについてこれを上げています。
参照:https://benesse.jp/juken/201505/20150522-4.html
これはどういう事かと言うと、コツコツと受験勉強してきた人たちは、
勉強する習慣が身についているから、勉強するという行為に対してハードルが低いという事。
多くの人にとって、高校受験は最後の受験ではありません。
その後には大学受験、大学院受験をする人もいるかもしれません。
就職も大きなくくりで言えば受験になります。
就職してからも資格試験や、新しい業務のための学習など、
「勉強する」という事はずっと続いていくもの…
だから、勉強する習慣は早く身に付けるほどオトクなんです!!
ピンチから逆転!受験前に勉強していない人が出来ること
勉強した方が良いのは分かってるけど、今さら言われてもって思った人もいますよね。
じゃあ、今からできることってなんでしょうか?体験談を基に考えてみましょう。
受験前に勉強してないのに合格した人の体験談
直前まで勉強していなかったけれど合格できた人の体験談を検索してみました。
- 受験半年前に勉強を始めようとしたが、まず分からない所が分からず、勉強の仕方も分からなかったため、塾ではなくて家庭教師をつけて取り組むことにした。 全体をさらうのではなく、まず弱点をあぶりだして、そこを重点的に勉強するやり方だったが、全体の成績が大幅に上がって合格した。
- 部活が忙しく、勉強する暇がなかった。引退後にやろうと思っていたが、自宅だとうまく切り替えられなかったため、塾の自習室に行くことから始めた。周りが勉強しているから、毎日2時間ずつ取り組めるようになり、志望校に合格できた。
- 数学が苦手で中1,2の範囲も理解できていなかったが、時間がないため、中3の範囲から勉強して、ピンポイントで中1,2の範囲も復習する「パラシュート勉強法」で勉強したところ、効率よく勉強できて合格できた。
- 自分は筆記テストが苦手なのが分かっていたから、提出物、課題を完璧に仕上げて内申点を上げる努力をして推薦枠をもらい、合格できた。
- 全く勉強しないで受けたけど、受かった。でも高校入ってから勉強の仕方が分からなくて苦労した。
一番下の体験談以外は、できる努力から始めたところが共通しています。
結果はその後についてくるという事です。
一番下の体験談は、「何もしなくても受かった」という、もともと秀才だったか、
ラッキーだったかのケースですが、ここに期待するのはリスクが高いですね。
受験前に勉強していない人ができる合格するための方法
まずは現在の自分の状態を知ることが大事です。
正しい目標を定めて、現在位置とのギャップを把握、
ギャップを埋める事の3ステップが重要になります。
具体的にどうすれば良いのか書いてみました。
- とりあえず一回、模擬試験や過去問を解いてみましょう。志望校に受かりそうな点数が取れましたか?
- 志望校の選定は的確でしょうか?そもそも、なぜその学校を志望していますか?入りたい魅力がありますか?学力レベルとマッチしていますか?
- ①で間違えた問題を把握し、苦手な分野を明らかにしておきましょう。間違えた問題は必ず解きなおします。理解するまで調べます。 ここは、「できることから始める」事が重要です。一気にやろうとすると、混乱し、勉強するやる気さえ迷子になってしまいますよ!
もしかしたら、ものすごく勉強しなくても合格は届く範囲かもしれませんし、
いっぱい努力が必要かもしれません。だけど、いったん整理してみることで、
その先の本当に望んでいる理想の将来像が見えてきませんか?そう思うと勉強のやる気、でませんか?
そもそもその受験は必要?意味を考えてみる
みんなが必ず一度は立ち戻る疑問かもしれません、「この受験は必要なの?」って。
高校は通過点です。その先があります。
でも、その先に行くにはその通過点がどの位置にあるのかはかなり重要になります。
例えば「将来は医者になりたい!」のであれば、
医学部に合格できるだけの偏差値がある高校を選ばないと、大学受験で苦労することになります。
「将来はプロスポーツ選手になりたい!」のであれば、高校でもそのスポーツに強く、
設備の整った学校を目指すべきでしょう。
もちろん、どの高校に入ってもそこから軌道修正することはもちろん可能です!
数年前に大ブームになった「ビリギャル」の小説にあるように、
逆転特大ホームランを大学受験で打つこともありえるのですから。
でも一つ言えることは、夢を叶えるためには、
皆どこかで必ず死に物狂いで努力しているということ。
高校受験は、なりたい自分に近づくための一歩なのだと筆者は思います。
しかし、たまには息抜きも必要です!そう!もうすぐクリスマス!
受験生のみんなはクリスマスをどう過ごすのか?恋人や友達と遊びに行く?それとも勉強漬け?
受験生のクリスマスの過ごし方!恋人とのデートやプレゼントはどうする?
受験生だが勉強していない!ピンチから逆転合格する方法を体験談から学ぶ:まとめ
受験生だけど勉強していない!と焦っているのはあなただけではありません。
今からでも間に合います、逆転合格を狙いましょう!
まずは現状把握、そしてギャップの洗い出しと目標の再見直しですが、
一番大事なのは、「なりたい自分に近づくために、どうすれば良いのか」を念頭に、
できることから取り掛かかってみることですよ。
無事に志望校に合格して、楽しい充実した高校生活が送れますように♪
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