受験生って何かとナイーブになりますよね。
そして受験生をかかえる家族や周りの人も、何かと気を遣うことと思います。
すべてにおいてピリついてしまう空気も耐え難いものでしょう。
ですがそれもみんな頑張っているからこそ!応援したくなる気持ちもわかります。
周りの方が気持ちが先走ってしまうこともあるでしょう。それらが悪いわけではありませんが、
受験生からしたらプレッシャーに感じたり負担に思ってしまったりすることもあります。
特に気を付けてほしいのが「受験生にかける言葉」です。
かける言葉ひとつで受験生の気持ちをガクッと下げ兼ねません。
では受験生にかけてはいけない言葉は具体的にどんなものなのか、調査してみました(/・ω・)/
目次
受験生にかけてはいけない言葉は?体験談から調査
まずは受験生の目線から、調査しました。
実はこんな言葉たちが受験生にとって重荷になっていたのです(;^_^A
受験生がかけられたくない言葉は?
言葉とともに受験生が実際に感じた体験談(気持ち)を一緒にご紹介します。
「大丈夫?」
この言葉は一見心配しているように聞こえますが、
「大丈夫かどうかなんて自分だってわからない!」というのが本音のようです。
「頑張って!」
自分が前向きの状態であれば「頑張って」は心強く感じても、
それ以外の時はプレッシャー以外の何物でもない。
「こんなに頑張っているのに…」と思ってしまうそう。
「もし落ちたら」「もしダメだったら」
逃げ道を作ってくれているのかもしれないけれど、(ダメでも大丈夫と言いたいのかもしれないけれど)
やる気がなくなる。「もし」なんて過程の話を頑張っているときにしてもらいたくない。
この気持ちもわかりますよね。
まとめ
どの言葉も「かけてしまいがち」な言葉ですが、
そのどれもが受験生にとってはとてつもなくプレッシャーとなり、
さらには悲観的になってしまうもののようです。
受験生にかけてはいけない言葉をかけて失敗した体験談
では実際に受験生にかけてしまった、いけない言葉をご紹介します。
「だから〇〇しなさいと言ったでしょ?」
これは正論ではありますが、子供の心を大きく傷つけてしまいます。
この言葉で反抗心が芽生え、以降子供とコミュニケーションがとりずらくなってしまった、という人も…。
実はこんなアンケート結果が出ています。
![受験生 かけてはいけない 言葉 NG ワード](https://spicymadonna.com/wp-content/uploads/2019/11/w-1.jpg)
参照:https://hanakomama.jp/topics/43463/
コミュニケーションが減った原因として親からの言葉が大きく関わっているのがわかると思います。
それほど受験生にとっては大きな一言となってしまうのですね。
「お金がかかっているからね」
受験にはお金がかかるもの。受験する回数によっては大きな金額がかかってきます。
それは受験生もわかっているはず。
なのにお金がかかる話をされてしまうとプレッシャーとともにやる気がなくなってしまいます。
「お金がかかる出来の悪い子供で悪かったね」と反抗的になってしまい、
そこから受験勉強に実が入っていない様子だった、なんてことになってしまった人も多かったようです。
まとめ
受験生の親の気持ちは、受験生と同じであるかもしれません。
ですが「親」としての意見はプレッシャーに感じることが多く、
「親の都合」「親の意見」を聞かされても受験を控えている受験生に良いようには響くことは少ないようです。
試験当日に受験生にかけてはいけない言葉は?
いよいよ試験当日!
そんな時にかけてはいけない言葉がいくつかありますので紹介します。
「落ちたらどうするの?」
まだ試験を受けていないのに次のことを考えることは出来ません。
これがダメだったら、と予防策を張りたくなる気持ちもわからなくはありませんが、
勝負する前からそんなことを言われてはモチベーションは、だだ下がりでしょう。
「そこの学校(の試験)は自信ある?」も同様です。
どこの試験であろうとも、全力投球をしようとしている受験生に対してふさわしい言葉ではありません。
「〇〇が落ちた」「負けた」などマイナスな言葉
例えば「消しゴムが落ちた」など「落ちた」「負けた」などという、
マイナスな言葉に敏感になっています。
その言葉ひとつで試験に落ちる、という根拠は全くないものの、
その言葉が精神的に負担になることは十分に考えられます。
それほど受験生の心は繊細です。
マイナスな言葉は全体的に控え、肯定的な言葉で会話をすると良いでしょう。
「良い結果期待しているよ」
試験も終わっていないうちから、良い結果を望んでいることを言ってはプレッシャーになってしまいます。
もちろん心の中では精一杯の応援とともに、良い結果を望んでいて間違いはありません。
それが当然です。ただ、その言葉はかけるべきではありません。
励ましのつもりでも受験生にとっては励ましにならないのです。
まとめ
今まで頑張ってきた成果を出し切る為に受験生のモチベーションも上がってきていることでしょう。
一方で不安も大きいと思います。そんなときの言葉はいつも以上に心に刺さるのです。
試験に臨む当日はいつも以上の気遣いが必要です。
![受験生 かけてはいけない 言葉 NG ワード](https://spicymadonna.com/wp-content/uploads/2019/11/受験3.jpg)
受験生にかけてはいけない言葉!友達や恋人が受験生の場合は?
友人や恋人が受験生の時にもかけてはいけない言葉があります。
「自分の時は〇〇だった」
正直受験生にとって他の人の受験の時のことには興味がありません。
自分が今頑張っている状況で、同じ時期に受験をしていない人には気持ちがわからない!
と思ってしまうことも。
「遊びに行こうよ!」
気晴らしのつもりで誘うかもしれません。気分転換が必要だと考えるかもしれません。
ですが受験生にはその余裕がないのです。
受験生から「気晴らししたいな」と言ってきたときは存分に付き合ってあげるのが良いでしょう。
ですがこちらから誘うのはNGです。
「他人事」な言葉
実は友人や恋人が受験生に言葉をかける時には特に気を付けなければいけないことがあります。
それは「自分には関係ない」というスタンスの他人事状態です。
確かに他人事なのです。
「受験すごいね」「自分にはできない」「自分は受験しなかったからラク」、
別に相手を卑下しているわけではありません。
ですが「他人事」なスタンスはその人との関係が薄っぺらく感じてしまうのです。
普段の関係が良好なほど、簡単に言葉をかけてしまいますが、きちんと考えてから言葉をかけてみましょう。
やる気が出る!受験生がかけられたい言葉は?
受験生に気を遣いすぎてかける言葉が見つからないー!
なんて思ってしまうかもしれません。
ですが受験生に寄り添った言葉は受験生を安心させてあげることができます。
ではその言葉をいくつか紹介しましょう。
「お疲れ様」
勉強が一息ついた時のこの言葉はとてもほっとします。
この言葉と一緒にあたたかいごはんや、飲み物が出てきたら、前向きな気持ちになれますよね。
「何が食べたい?」
全然関係ないごはんの話がとてもほっとした、という受験生もいました。
勉強中がっつりしたものを食べたいときもあれば、さっぱりなものがほしかったり、
もしくは甘いものが食べたかったりと気分はバラバラ。
そんな時に希望を聞いてくれるとその食事を楽しみにもうひとふんばりできた!という人も。
まとめ
勉強の事について聞いたり相談に乗ってあげるよりも、
他の面での言葉かけのほうが嬉しいようです。
勉強のことについては受験生が話してきたら相談に乗ってあげて、
普段通りの安心できる環境を作ってあげると良いでしょう。
受験生にかけてはいけない言葉!NGワードを体験談から調査:まとめ
実はこんなアンケート結果があります。
![受験生 かけてはいけない 言葉 NG ワード](https://spicymadonna.com/wp-content/uploads/2019/11/q-1.jpg)
参照:https://hanakomama.jp/topics/43463/
自分が勉強に励んでいると、周りのことがおざなりがちになってしまいますよね。
そんな時に親がかわりにしてくれていると安心感があるようです。
かといって干渉のしすぎはNG!求められていることを適度に、が大切なようです。
また、こんなアンケート結果もありました。
![受験生 かけてはいけない 言葉 NG ワード](https://spicymadonna.com/wp-content/uploads/2019/11/受験う.jpg)
他人事ではなく、自分のことのように思ってくれる、でも干渉はせず「見守ってくれる」、
このスタンスであればどんな言葉も受験生からしたら安心できる優しいものに感じることでしょう。
勉強を頑張っている姿を見れば見るほど、何かしてあげたくなり、声をかけてあげたくなりますよね。
ですが一番受験生が踏ん張っているのです。それを見守るのも大きな仕事かもしれません。
気になる気持ちを抑えつつも「必要なとき」に「必要なサポート」を「必要な分だけ」、
してあげることが受験生にとっては嬉しいことなのかもしれません。
普段どんな家庭環境かにもよりますが、「普段通り」の姿で接してあげてください。
すると受験生にかけるべき言葉、かけてはいけない言葉がおのずと見極められるようになるでしょう。
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