だんだんと少なくなっていったという見世物小屋。
有名なのは府中のくらやみ祭り、花園神社酉の市でしょうか。
ネットを検索すると驚く動画や写真が見つかります。
今はどこで見世物小屋を見ることができるのか?
ちょっと怖い気もしますが見てみたい!
貴重な体験になるのは間違いないですよね。
調べてみると、「府中のくらやみ祭りでやっていた」
「見世物小屋をやっている団体が日本に1つだけある」
「蛇使いの女性が失踪」など興味深い情報が出てきました。
くらやみ祭りは何日間かやっているようなのですが、1日だけやっている…
という場合もあるのでしょうか?
一体、いつどこで見世物小屋は見ることができるのか?
そこでは、どんな体験ができるのか?調べてみました!
目次
府中くらやみ祭りで見世物小屋は存在する?
府中くらやみ祭りの見世物小屋は、現在お化け屋敷に変わっているようです。
2007年から10年連続お祭りに行った方によると、
10回中1回だけ蛇使いの女性が出る見世物小屋を見たとのこと。
蛇使いの女性といえば、小雪太夫さん。
2013年以降、姿を消されたそうです。
もともとうつ病を患っていて、失踪したという噂もあります。
この方の失踪以降、くらやみ祭りではお化け屋敷に変わったのでしょうか。残念です。
くらやみ祭りの見世物小屋はどんな物だったのか?
もともと、見世物小屋とは蛇使いだけではありません。
今はどこで見ることができるのか?見ていきましょう!
くらやみ祭りの見世物小屋の内容
見世物小屋の入り口には、
「ヘビを生きたまま食べる!大の大人でも真似できない奇抜な演芸 全部連続でご紹介します」
という看板があったそうです。
そして、首から上だけを出した数名の女性が手招きをしていたとか。
かつて行われていた内容
一番のメインは、蛇を生きたまま食べる女性でしょう。
動画を見ました。赤い服を着た黒髪の美しい女性が蛇をなめ、頭からくわえたかと思うと・・・
続きが気になる方は、たくさん動画がアップされていますので、ご覧ください。
その際、飲食はされず、動画に集中されることをお勧めします!
その他、マジックショーや奇抜な衣装に身を包んだ方々の演芸ショーなどが行われていた様です。
ちなみに、当時の拝観料は「大人600円」「子供400円」。
現在のお化け屋敷は「大人500円」「学生400円」「子供300円」だそうです。
次は、実際に見た方の感想を調べていきます。
くらやみ祭りの見世物小屋に行った人の口コミ
口コミを見ると実際に体験した方の興奮が伝わってきました。
・度肝を抜かれた!
・ミュージカルや歌舞伎、シルクドソレイユみたいな大掛かりなエンタテイメントも素晴らしいと思うが、
そういったものでは味わえない、独自の楽しさだ!
・生きた蛇をむしゃり。残酷だと思うけど、そこが見世物小屋の醍醐味よ!
見たけれど、言葉にするのはちょっと。という方もいらっしゃいました。
だから、動画がたくさんアップされているのかもしれませんね。
現在のくらやみ祭りで見世物小屋を見られる確率は低そうです。
ではどこでみる事ができるのか?あきらめずに調べていきます!
見世物小屋が見られるスポットは?
現代日本国内における興行についてです!
現代において、見世物小屋が興行されることのある祭事やイベントを以下に記す。
なお興行主は大寅興行社であるが、見世物小屋でなくお化け屋敷が興行されることもある。
- 5月 – くらやみ祭(東京都府中市/大國魂神社)
- 6月 – 札幌まつり(北海道札幌市/中島公園)
- 7月 – みたままつり(東京都千代田区/靖国神社)
- 9月 – 放生会(福岡県福岡市/筥崎宮)
- 10月 – 川越まつり(埼玉県川越市/川越氷川神社)
- 11月 – 酉の市(東京都新宿区/花園神社)
- 12月 – 十二日まち(埼玉県さいたま市浦和区/調神社)
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%8B%E4%B8%96%E7%89%A9%E5%B0%8F%E5%B1%8B
花園神社酉の市の見世物小屋は
現在も、毎年絶賛興行中の様です!行ってみたいですね!
どんな演目があるのか見てみましょう。
花園神社酉の市で見られる見世物小屋
料金は、「大人800円」、「小人500円」、「幼児300円」です。
高いと感じるか、安いと感じるか?
どんな内容なのでしょうか?
🌸花園神社 見世物小屋🌸
11/20 新宿 酉の市にて⭐️
演者さんみなさんキラキラ可愛くて本当に素敵でした…💖
少女椿が好きで興味があって今年初めて見に行けました😊
見世物小屋のポップ×グロ×ナンセンス×デカダンな雰囲気がまだ現存していることに感動しました🌸(iPhone) pic.twitter.com/NXF42vOj85
— けんぽめ (@totetitepokkuri) January 24, 2020
串刺し・・・左の頬から右の頬まで串を貫通させ、重いものを引く
火を噴く女・・・女性がろうそくのロウを口にたらし、ドラゴンのように火を噴く
ヤモリ女・・・ゲジゲジや芋虫を美味しそうに咀嚼する
他にも体に寄生虫を買う男などたくさんのパフォーマンスがあります。
怖いけど見てみたい!
一体どんな方がパフォーマンスをされているのでしょう?
見世物小屋を興行している団体は?
興行を行っているのは、大寅興行社さん。
現在、日本で見世物小屋を開催しているはこちらの団体のみとのこと。
しかし、気になる情報を見つけました。
「劇団ゴキブリコンビナート」という団体があるようなのです。
2018年に開催されたイベントは、「日本で唯一の危険な見世物小屋がやってくる!」というもの。
ゲテモノ演劇業界では、貴重な存在として独走状態を続けている恐怖の団体だそうです。
阿佐ヶ谷ロフトAで行われたイベントで、お値段は前売り¥2,000、当日¥2,300。
しっかりしたイベントだったようです。
実は、各地の見世物小屋は、興行主が「大寅興行社」。
演じているのが、「劇団ゴキブリコンビナート」とのこと。
ヘビ使いの小雪太夫さんは、ゴキブリコンビナートに所属していた時期もあったとか。
とにかく大変なお仕事です。
色んな事情もあるのでしょうね。
しかし、くらやみ祭りの見所は他にもたくさんあるんです!
混雑状況などのチェックも忘れずに!
まとめ
現在、くらやみ祭りの見世物小屋はお化け屋敷に変わっていること。
見世物小屋を見ることができる場所は別にあることが分かりました。
くらやみ祭りの名物だった蛇使いの女性をリアルタイムで見ることはできません。
しかし、動画はたくさん残っています。
日本に限らず、西洋での見世物小屋の歴史は古く、身体的特徴がある方達も多く参加されてきました。
もともとは奇異な外見を見世物にする団体。
現代では許されない行為、抵抗を感じる方も多いのではないでしょうか。
しかし、身障者の方が金銭を得るための手段でもあったそうで、
単純に良い悪いで判断できるものではないことも事実。
時代と共に取り締まりが行われ、今は法に触れない見世物小屋として存在しています。
「頑張っているパフォーマーの皆さんを応援ながら楽しむ!」
見世物小屋を見る機会があったら、気軽に好奇心全開で楽しんでみてはいかがでしょうか?
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