梅雨の時期など、傘の使用回数が増えた時や折りたたみ傘を開いた時、
「なんか臭い…」と感じた事がある人も多いのではないでしょうか?
嫌な匂いがする傘を使うも不快な気分になりますが、
お気に入りの傘であれば余計にショックですよね。
そこで、ここでは傘がクサイときの対処法と臭くなる原因をご紹介していきますので、
傘の匂いが気になる方は匂い対策の参考にどうぞ!
目次
傘が臭くなるのはなぜ?
傘が「臭い」と感じる原因は、濡れたまま傘を放置してたため、
雑菌が繁殖しカビなどが発生したことが原因です。
雨には空気中に含まれているホコリや雑菌が混ざっています。
ホコリ、雑菌の含まれた雨が傘に付着し、
傘に付着している水分を使って雑菌やカビを繁殖させるので嫌な匂いがしはじめます。
傘を干して乾かさず、濡れたままの状態で放置しておくと、
傘を玄関に置いている場合は玄関がカビ臭くなったり、
折りたたみ傘ならバッグの中が臭くなった…なんてことになってしまいます。
しかし、傘を干し忘れることもありますし、
出来れば手軽に簡単に傘の嫌な匂いを消したいですよね。
傘の匂いを洗わず消す方法はあるのでしょうか?
臭い傘の臭いを、洗わずに簡単に消す方法
臭い傘を洗わずに消す方法は2つあります。
(1)除菌アルコール用スプレーや専用の消臭スプレーをかける
匂いのもととなる雑菌を除去するために除菌アルコール用スプレーや、
傘やレインコートなどに使用できる除菌、消臭スプレーを使います。
スプレーは傘が乾いている状態の時に使用してください。
また、除菌アルコール用スプレーは市販のキッチン用除菌アルコールスプレーでもいいのですが、
自分で簡単に作ることもできます。
必要なものは無水エタノールと精製水とスプレーボトルのみ。
100円ショップなどにもあるスプレーボトルに、
無水エタノール8;精製水2くらいの割合で入れるだけです。
これを傘の内側にスプレーすると匂いが消えるため、ゴミ箱の匂い取りに使っている人も多いです。
無水エタノールと精製水はドラックストアやネットでも販売されています。
ただし、あまりにも強烈な臭いの場合はスプレーでは取れないようです。
スプレーをしてもまだ臭い場合は洗うことをおすすめします。
(2)クリーニングに出す
傘や靴などのクリーニングも行っている店があります。
お気に入りの傘で「自分で洗うのはちょっと怖い」という場合も、
プロにおまかせできるので安心ですね。
傘のクリーニング料金は1800円~2500円くらいが多いようですが、
傘の状態や生地によって料金は変わります。
傘をクリーニングに出す際は、
傘のクリーニングをしてくれるか事前に確かめてから持ち込みましょう。
その他に傘の匂いを消す方法は以下の通りです。
ただ、やり方によっては匂いが悪化する場合もあるので要注意です!
ファブリーズは効果がある?
匂いの気になる傘にファブリーズは効果がありません。
私が実際にやってみたことですが、傘の匂いが気になったものの、傘を洗う時間がなく
「臭い匂い=ファブリーズでどうにかなる!」と思っていたので、
傘に直接ファブリーズをかけました。
その結果、ファブリーズの香りと生乾き臭が混ざり合い、
また別の臭さを生み出してしまい大失敗でした…
ファブリーズは布の中に入って水分が乾くときに嫌な匂いを消すので、
撥水効果のある傘にはファブリーズの水分が入り込めず、
さらに傘に付着した匂いの原因でもある雑菌を除菌しているわけではないので、
匂いは消せないそうです。
長い傘の臭いを洗って取る方法
長い傘を洗う場所は濡れても大丈夫で、洗剤もシャワーも使えるバスルームがおすすめです。
洗い方は、洗面器やバケツにぬるま湯をと中性洗剤(食器用洗剤)大さじ1杯程度入れて混ぜ、
スポンジやタオルに含ませて傘を撫でるように拭きます。
傘を拭いたらシャワーで洗剤を洗い流し、傘についた水分をタオルで拭きます。
骨組みなどの金属部分も忘れずに拭いてください。
最後に直射日光の当たらない場所に陰干しを1~2時間ほどすればOKです。
漂白剤・ハイターは効果ある?
傘の匂いが強烈な場合や、カビが発生している場合は漂白剤を使用するのも効果的です。
ただ、漂白剤やハイターは多少色落ちするので注意が必要です。
漂白剤を使う方法は、40度くらいのお湯をバケツなどの容器に入れ漂白剤を適量いれます。
傘の金属部分に漂白剤がかからないよう
(金属に悪影響がでる可能性があるため)漂白剤入りのお湯を傘にかけ流すようにして洗います。
つけおきをすると、漂白剤によって変色する可能性があるので、
浸け置きはしないように注意してください。
その後、漂白剤をぬるま湯で洗い流し直射日光の当たらない、
風通しのいい場所で1時間ほど乾かしましょう。
傘を臭くならないようにする対策
傘が臭くならない為に、事前に匂い対策をしておきましょう。
臭くならないための対策は以下の通りです。
使った後は乾かす
傘を使用したあとはタオルなどで軽く拭いて、
直射日光の当たらない場所に広げて干しておきましょう。
直射日光が当たる場所に傘を干すと、傘の生地を痛めてしまう恐れがあります。
また、干すことができなくても使用後にタオルで水分を軽く拭き取っておくだけでも、
匂いを抑えることができます。
「雨が続いていて傘を干せない!」という時は、
ドライヤーで乾かすのもOKです。
ただ、傘を完全にドライヤーで乾かすのは時間もかかり大変ですので、
2~3分ドライヤーで乾かしておき、晴れた日に庭やベランダに干しておきましょう。
ちなみにドライヤーを傘に当てると、熱で撥水加工が復活するので一石二鳥です。
撥水水スプレーをかける
長く使用している傘は水をはじきにくくなっています。
撥水スプレーをし水をしっかりとはじくようにしておくとカビが生えにくくなります。
撥水スプレーをする際は、傘を綺麗に洗い、
直射日光の当たらない風通しのいい場所で乾かしてからスプレーをしてください。
(折りたたみ傘の場合)濡れた傘を入れてもいいケースを使う
「傘を拭いたり、乾かすのを忘れてしまう」という人は、
折りたたみ傘のケースの内側にマイクロファイバーが使われている傘入れや、
抗菌のケースがおすすめです。
濡れた傘をいれても、ケースの内側にある布が水分を吸ってくれるので、
カバンの中が濡れる心配もなくなります。
いくら傘を大切にしていても、急に雨が降ってきた時なんかは困りものですよね・・・
傘を忘れてしまったけど、買うのは嫌だな・・・またコンビニの傘が増えちゃうし・・・
って人、結構多いんじゃないでしょうか?
そんな時のためにいくつか対策をご紹介していますので、
ぜひご覧ください!
傘が臭い! まとめ
傘を使おうとしたら、使うのを躊躇するほど傘が臭かった…
という経験をしたことがある人は多いです。
使用後にしっかりと手入れをすれば、
このような思いをしなくても済むのですが、分かっていても濡れた傘の手入れは面倒ですよね。
しかし、傘は割りと長く使うものでもありますし、
いざ使おうという時に「臭くて使えない…」
なんて事になっても困るので出来るだけお手入れをしてあげましょう。
コメントを残す