最近では、野良の猫が大量に繁殖し、保護猫として育てる所が増えています。
猫を飼う時に保護猫から引き取る人も多くいるようですが、
その保護猫は元々野良猫だったこともあり、初めは人間になかなか懐かない子が多いですよね。
懐けばいいのですが懐かない間は、餌を食べてくれなかったり噛まれたりと、
大変さが勝ってしまって、
なぜ猫を飼ってるのか分からなくなってしまう人もいるのではないでしょうか?
そんな保護猫でお悩みの皆さんに保護猫を飼った人の体験談と、
懐くまでの期間などをご紹介したいと思います。
目次
保護猫はなつかない?実際に飼った人の体験談
まずは、懐いたという方の体験談をみていきましょう!
なついた人
「ひょんな事から野良猫を保護して一年半になりました。
最初は緊張していたのか必要以上に甘えたりする事もなかったのに
気がつけば私のヒザの上が大好きな甘えっ子になった。」
引用:https://komachi.yomiuri.co.jp/t/2013/0313/579604.htm
父の職場に現れた黒猫
最初会った時は野生感満載だったけど、
ご飯あげて会社で可愛がったら
ここまで変わったと…愛情って大事なのね🐈 pic.twitter.com/6tvpzBGPZb
— 咲 ひな (さき ひな) (@12_hinapiyo_01) October 25, 2019
なつかない人や後悔した人
「3匹猫を保護したが、そのうちの1匹が触ろうとすると
威嚇してきて手も口も出てなかなか触れなかった。」
https://ameblo.jp/wakatosora/entry-12243371693.html
「野良猫が我が家に来た時は弱り果てていた。
それ以降我が家に居着くようになったが、
人を極力恐れ半径50cm以内には近づくことが出来ない。
エサはしっかり食べるけど人が近くにいると食べることすらしない。」
https://www.pet-home.jp/forum/cats/fn2848/
「知り合いが保護した子猫を引き取って飼い始めて2ヶ月程になる。
獣医さんの話では生後五ヶ月くらいだろうとのこと。
猫ってこんなに懐かないのか、と思うほど懐かない。
触ろうとするとシャーッと威嚇する。抱っことかとんでもないくらい」
引用:https://www.pet-home.jp/forum/cats/fn1660/
野良猫から保護された猫は子猫であろうと自分の身を守るために威嚇をしているんですね。
これは生きていくために野良猫の世界で身についてしまった技なので、
仕方のないことだとわかっていても傷つきますよね…
保護猫がなつくまで、心を開いて警戒心や威嚇がなくなる期間は?
自分の身を守るために威嚇したりしてなかなか懐けないということは分かりました。
しかし、その保護猫を飼うと決めた以上は、懐いてくれなくては後々大変です。
例えば、その猫が病気にかかった時なんかは、
病院へ連れて行こうにも触れなくては運ぶこともできないし、
ストレスがかかると円形脱毛症などの原因にもなります。
では、野良猫はなつくまでどのくらいの期間で懐いてくれるのでしょうか?
保護猫がなつくまでの期間
まず、保護猫がなつくまでの期間ですが、結論から言うとバラバラです。
それぞれ猫によって性格が異なるためです。
一週間でなつく子もいれば一年かかってやっと懐くなんて子もいます。
懐いていない間はあまり近づいたり無理やり触れようとせず、
餌をそっと置いて様子見てあげたり、適度な距離感を保ってあげましょう。
保護猫カフェと野良を保護した場合では、なつきやすさが違う?
保護猫カフェで育てられた猫は、お客さんに怪我をさせないようにまず人に慣れさせます。
そのため、比較的人になつきやすい猫が多く、
猫をあまり飼ったことない方にも飼いやすいのではないでしょうか?
一方、野良を保護した場合は、元々人懐っこい子でも餌がもらえると人についていっても、
いじわるをされる事があるようです。
そのため、人間に怯えて近づけなかったり引っ掻いてしまう子が多いので、
心を開くまでに時間がかかる子が多いです。
保護猫との付き合い方!なつきやすくなる方法や注意点
なかなか懐かない保護猫に対する付き合い方ですが、
先ほども言った通り「適度な距離感を保つ」ことが大切です。
無理やり触れようとしたり抱こうとせずに遠くから見守って、
たまにおもちゃで誘ってみたりとちょっとずつ距離を縮めましょう。
威嚇や引っ掻きは、距離感を保てば1ヶ月程で無くなります。
しかし、元々人間が怖いと思っている子なんかは人間に対する恐怖心が取れず、
逃げ回ってしまうかもしれません。
1ヶ月もすればある程度は近づいてくれるようになると思いますが、
怯えているようでしたら上から撫でようとせずに、
猫の目線より下に手をそっと差し出してみてください。
はじめはびっくりしてしまうかもしれせんが、だんだん猫が指先を少し匂ってくれるようになります。
そういうちょっとしたスキンシップを毎日繰り返して、
私は何もしないということを証明してあげてください。
すると猫もだんだん心を開いてくれるはずです。
保護猫はなつかない?本当に飼えるか考えよう!
保護猫が懐かない理由や期間などを紹介してきましたが、
保護する前にこの子と長く付き合えるかということを考えた上で飼うことをオススメします。
もちろん野良でかわいそうだという気持ちもあるでしょうが、
懐かなくて保護猫とお互いにストレスがたまるなんてことになれば、
どちらにも良い状態であるとはいえません。
しっかりとその猫と向き合えるか考えて飼いましょう。
そして懐かなくても「なんで懐かないの⁉︎」
と怒らずにたっぷりと時間をかけて懐かせていきましょう。
保護猫だっていちいち警戒して威嚇してあなたと同じようにストレスも溜まっているはずです。
本当は餌をくれているのはあなただとわかっているはずですし、
仲良くしてくれようとしてくれていることも分かっています。
ただ野良時代の記憶があってあなたにまだ心が開けないだけ。
飼うと決めたからには何年と一緒にいるわけですから時間はたっぷりあります。
ゆっくりと仲良くなっていっていきましょう。
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