学校生活の締めくくりである卒業式では、感極まって涙がこぼれるという場合も多いです。
ですが、緊張するタイプの人は、それどころでは無いかも知れませんね。
卒業式では、卒業証書授与の時に一人ずつ名前が呼ばれます。
その時に緊張で声が出なくなってしまう人って、結構いるみたいですね!
私も緊張するタイプなので良く分かります。中には緊張を通り越して、恐怖を感じてしまう人も!
ここでは、緊張してしまう人の割合や特徴、緊張した場合の対処法についてまとめてみました。
目次
卒業式の返事が恥ずかしい!緊張しやすい人はどんな人?割合は?
卒業式での返事に不安を感じている人は、結構多いようですよ。
緊張しやすい人の割合や特徴について見てみましょう(/・ω・)/
卒業式について、みんなはどう思ってる?緊張しやすい人の割合は?
緊張しやすい人にとっては、卒業式は憂鬱に感じるかも知れませんね。
具体的なデータは無いのですが、卒業式の返事について不安を感じている人は多いようです。
・緊張すると声が全然出なくなる。
・たくさん練習をしても、全く自信が持てない。
・大勢の人の前で、大声を出すのが恥ずかしい。
・「本番はもっと大きな声で」という先生の言葉に、プレッシャーを感じる。
など、ネットの相談室サイトでも、たくさんの投稿を見かけました。
ちなみに、マイナビニュースが行ったアンケートでは、次のような結果が出ています。
「あなたは緊張しやすいタイプ?」
あてはまる・・・40.3%
ややあてはまる・・・41.6%
あまりあてはまらない・・・13.3%
あてはまらない…2.1%
参照:https://news.mynavi.jp/article/20130216-a035/images/001.gif
この結果から、大半の人が緊張しやすいという事が分かりますね!
年齢別に見てみると、30代以下で割合が高くなっています。
ですから、卒業式で緊張してしまうというのは仕方のない事だと言えるでしょう。
むしろ、緊張しない人の方が珍しいようです。
緊張すると声が震えてしまう人の特徴
緊張で声が震えてしまう人には、ある特徴が見られます。
それは、「失敗してはいけない」と強く思っていることです。
確かに、大事な場面ですから失敗したくない気持ちは分かります。
ですが、その気持ちが強すぎて完璧を求めるあまり、それが過剰なプレッシャーとなってしまうのです💦
緊張している=場面恐怖症?
場面恐怖症とは、社会不安障害の症状の一つです。
緊張をすることに不安を抱き、その場面を避けるようになってしまう人が多くいます。
10~20代の若い年代で発症する人が多く、一人で悩んでいる場合が多いようです。
緊張するのは誰にでもあることで、それを克服していければ場面恐怖症とは言いません。
緊張しやすい人でも、何度も繰り返すことで克服出来るので、心配しなくても大丈夫ですよ(^^♪
緊張するのは当たり前なことなんです。
どうすれば良いのか、次にまとめてみます。
卒業式の返事で緊張しない方法や対策はある?
卒業式で緊張してしまう場合、どうすれば良いのでしょうか?
完璧にしようと思わない
「大きな声が出なかったらどうしよう」とか「声が裏返ったら恥ずかしい」とか、
気にすればするほど声が出なくなってしまうものです。
少しくらい震えたって大丈夫ですよ!
声が出なくたって、ちゃんと卒業証書は貰えるんですから。
「緊張してはいけない」と思えば思う程、緊張してしまうので、思い切って開き直ってみましょう。
自分が思っているほど、みんな聞いていないものなんです!
保護者の方々も、自分の子供の返事くらいしか覚えていないものなんです(笑)
みんなも同じだと言い聞かせる
先ほどのアンケート結果のように、みんなも同じように緊張をしているのです!
緊張してないように見える友達だって、きっと緊張しているはず。
自分だけではないと思えれば、少し気が楽になりませんか?
心理的なテクニック
スポーツ心理学のロバート・ニデファー博士が作った、緊張をほぐすテクニックを紹介します!
是非、試してみて下さいね(*´ω`*)
緊張してきたと感じたら、腹式呼吸を意識しましょう。
肺呼吸は緊張を高めてしまうので、まずは腹式呼吸に専念します。
息をする時に胸が動くのではなく、お腹が動くようにします。
2分程度、ゆっくりと腹式呼吸をするだけでも落ち着いてきますよ。
次に体のどこが緊張しているのか、意識します。
力が入り緊張している部分を感じたら、一つずつリラックスさせるのです。
2~3回ゆっくりと呼吸をしてからリラックスさせましょう。
ふくらはぎ、お腹、首、腕など、緊張を感じてると思う部分、全てです。
最後に、自分の体の真ん中を意識してみます。
おへその下の「丹田」が、体の中心だと言われています。
そこを感じられたら、その部分に緊張やマイナスの感情が溜まっていくのをイメージします。
そしてゆっくり腹式呼吸をしながら、それらが体の外に出て行くのをイメージします。
どうでしょうか?緊張はほぐれましたか?
それでは今度は、大きな声ではっきりと返事をするためのコツをご紹介します。
卒業式の返事で大きな声を裏返らない・震えないように出すコツは?
緊張がほぐれたら、次は大きな声ではっきりと、しかも裏返らずに出すコツをご紹介します!
声が出ない人や緊張すると声が裏返る人はどうする?
声が小さい人や裏返ってしまう人は、呼吸が浅いという特徴があります。
胸で呼吸をしていると呼吸が浅くなります。
大きな声を出すためには、吐く息の量を多くすれば良いのです。
吐く息の量を多くするには、腹式呼吸が有効です。
お腹に空気をため、それを一気に吐き出すタイミングに合わせて「はい!」と言ってみましょう。
お腹から声が出せない人は?
そんな簡単にお腹から声なんて出せない、という人もいることでしょう。
その場合は、上を向いて返事をするようにしてみましょう!また、口を大きく開けてみてください。
そして、「はい」の「は」に力を入れる感じで言ってみましょう。
これだけでも、少しは違ってきますよ。
後ろで見てくれている、お父さんとお母さんに返事をするつもりで声を出してみるのも良いですよ。
結局、練習するしかない?
発声の仕方は人それぞれですし、よく通る声とそうでない声もあります。
声の高さなども関係しているかも知れません。先生の言う事は、そんなに気にする事ありませんよ!
練習も大事かも知れませんが、原因が緊張であるならばとにかく場数を踏む事です。
卒業式はその第一歩だ、という程度の気軽な気持ちで臨みましょう。
大事な儀式である卒業式に、ふざけてしまう生徒もいるようですが(;^ω^)
そのことについて、少しお話をしてみます。
卒業式の返事でふざける生徒っているの?
卒業式の返事でふざけてしまう生徒がいるようです。
面白い事をして目立ちたいという気持ちがあるのでしょう。
みんなを笑顔にするのは悪い事ではありませんが、卒業式という正式な場ですることではありません。
その場に居る、全ての人に対して失礼ですよね(;^ω^)
私の時は、練習の段階で男子生徒がふざけていましたが、本番ではみんな真面目でした(笑)
次は、卒業式で名前を呼ぶ意味についてお話をしていきますね!
そもそも卒業式で個名で呼ばれて返事をする意味は?
卒業式では、一人ずつ名前を呼ばれる事が多いと思います。
特に幼稚園、小学校、中学校では、そうでしょう!
高校や大学では、代表の人だけという学校もあるかも知れません。
人数の関係で仕方がないのかも知れませんね。
特にやらなくてはいけない、という理由はないようですが、
一人ずつ名前を呼ばれた方が気持ちが引き締まりますよね。
それに、「あ~!今日わたしは卒業するのか」と考えされたりもしますよね!
そして、卒業式で泣く人と泣かない人に違いは何なのでしょうか?
卒業式で泣く人と泣かない人の割合や違いは?どんな理由やタイミングで感情が動くのか
卒業式の返事で緊張しない方法!個名で大きな声を裏返らないように出すコツ:まとめ
卒業式の返事で緊張しない方法をまとめましたが、いかがでしたか?
大勢の前で緊張するのは当たり前のことなんです。
名前を読み上げる先生だって、緊張している程なんですから。
緊張と言うのは「完璧にしなくてはいけない!」という気持ちから生まれます。
一度開き直り、「失敗しても大丈夫」と言う気持ちで臨んでみましょう。
その上で、いつもより少しだけ上を向いて、口を大きく開けてみると良いですよ。
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