小さいお子さんがいるご家庭では、食の悩みは尽きないものですよね。
離乳食も完了期に入ると、様々な食べ物が食べられるようになりますが、
まだまだ与えてはいけないものはないかと調べながら料理をするママは多いですね。
あさりなどの貝類は、いつから与えて良いのか心配になるママが多い食材です。
あさりは噛みごたえがあるため、うまく噛みきれずに飲み込み喉に詰まってしまうのではないか?と心配になります。
そこで、あさりは何歳から与えることができるのか?
食べられるようになる年齢から食べやすいレシピまでご紹介します(/・ω・)/
目次
あさりはいつから(何歳から)食べられる?
あさりは、離乳食の完了期に入る1歳から与えて良い食材です。
しかし、あさりの食感を思い出していただくと分かるように、
あさりの身は弾力があり、まだ歯が生えそろってない赤ちゃんには食べにくくなります。
そのため、1歳から与えて良いものの、細かく刻みとろみをつけてあげると良いでしょう。
ちなみに、あさりの身だけでなく、缶詰などで売られている水煮やあさりの出汁がきいたお味噌汁も、
同様に1歳以降に与えることをおすすめします。
あさりに含まれる栄養素
あさりには、以下に挙げられる栄養素が含まれています。
・鉄分
・タウリン
・ビタミンB12
・亜鉛
・その他
ここで注目したいのが鉄分です。
離乳食が進み、中には卒乳する子も出てくる1歳以降、どの赤ちゃんも鉄分が不足しがちになります。
鉄分が豊富で離乳食にも使える代表的な食材といえば、ほうれん草やレバー、納豆や青魚などですが、
食事は毎日のことなので、使える食材が多い方が良いですよね!
あさりには、鉄分が豊富に含まれていますので、
離乳食完了期(1歳~)以降の赤ちゃんにおすすめの食材です。
あさりを初めて食べる時の注意点とは
初めてあさりを与える時の注意点を見ていきましょう。
食べてもいい量は決まってる?
あさりは、アレルギーが出やすい食材ではないものの、
同じ貝類ではアワビがアレルギーを起こしやすい食材に含まれています。
そのため、アレルギーが出る可能性はゼロではありません。
初めてあさりを与える際は、離乳食ではお決まりの1日1さじ~を守りましょう。
これは、あさりの身に限らず出汁でも同じことがいえます。
初めてあさりを与える際は、あさりの身ではなく、まずは出汁を1さじから与えると良いでしょう。
あさりのアレルギーが出なければ、少しずつ量を増やしていきます。
何個までという決まりは特にありませんが、目安としてはむき身の場合、
大さじ1(約10g)程度にしておくと良いでしょう。
あさりを主菜として使うのではなく、副菜として使う程度がおすすめです。
大人と同じ調理法でいいの?
あさりを小さな子どもに与える場合、大人と同じ調理法で良いのでしょうか?
結論からいうと、乳歯が生えそろってしっかりと奥歯で噛めるようになる2歳半以降までは、
細かく刻んであげた方が良いでしょう。ただ、これはあくまでも目安となる年齢です。
しっかり噛んでから飲み込んでいるかを確認できるまでは、細かく刻んであげた方が安心です。
ちなみに、もうすぐ2歳半になる私の娘は、あさりの味は好きなようですが、
むき身は食感が苦手なのか、飲み込むことなく出してしまいます。
しっかり噛むようにはなっているものの、まだ、あさりの身を飲み込めるまでではないようです。
また、酒蒸しに関しては正確な決まりはありませんが、
アルコール分を完全に飛ばすことが難しいため判断が難しくなります。
こればかりは自己判断となってしまいますが、気になる場合は一度、
医師や保健師に確認を取ると良いでしょう。
食べてもいい時間帯は?
初めてあさりを与える際は、平日の午前中にすることをおすすめします。これも離乳食の基本ですね。
いつも受診している小児科が開院している時間帯に与えれば、
もしもアレルギーらしい症状が出た場合でもすぐに駆け込むことができます。
そのため、平日であっても病院が休診の曜日は避けるようにしましょう。
また、同じ理由で年末年始やゴールデンウィーク、お盆休みなど連休中は避ける方が安心です。
そしてもう一つ注意してほしいのが、あさりについている寄生虫です!
あさりに寄生虫っていたんですね≻≺。
子供や大人が食べてしまっても大丈夫なんでしょか?
あさりに寄生虫っているの?食べて大丈夫?発見した時の対応も解説
子供があさりを初めて食べる時のおすすめメニュー
子供でも安心して美味しく食べることのできるおすすめメニューを紹介します。
味噌汁
参照:https://cookpad.com/recipe/1870249
しっかりと砂抜きをしたあさりを使ったお味噌汁はいかがでしょう?
離乳食完了期の小さなお子さんでも、家族と同じものを食べられるためおすすめです。
お子さんに与える際は、貝を殻から外し細かく刻んで与えます。
また、まだむき身を与えるのは心配という場合には、
お味噌汁だけをあげても、あさりのエキスがしっかりと入っていますのでおすすめです。
クラムチャウダー
参照:https://cookpad.com/recipe/4712065
あさりだけでなく、野菜もしっかり摂ることのできるクラムチャウダーもおすすめです。
あさりの缶詰や野菜をしっかりと煮込みコンソメや牛乳、塩コショウで味を調えます。
具材を細かく刻んだものをそのまま与えても良いですし、
ブレンダーでトロトロにするのもおすすめです。
成長の一環とはいえ、1歳半~2歳頃から徐々に始まる偏食期!
私の娘も絶賛、偏食中ですが、お野菜たっぷりのクラムチャウダーをブレンダーでトロトロにすると、
最近はあまり食べてくれない野菜もしっかりと食べてくれます。
あさりの風味で野菜のクセが緩和されるのでしょうね。
離乳食完了期の赤ちゃんでも、ブレンダーでトロトロにしてしまえば、
あさりを噛み切れないという心配もないので安心です。
あさりは何歳から食べてもいい?初めて食べる時の注意点やおすすめのメニューを紹介:まとめ
あさりは、鉄分も多く、鉄分が不足しやすい1歳以降のお子さんにぴったりの食材です。
ただ、弾力があるため食べにくいという難点もあります。
小さなお子さんにあさりを与える際は、お子さんが喉をつまらせないように細かく刻み、
とろみをつけたものから少しずつ与えるようにしましょう。
1歳を過ぎたら絶対に食べさせなくてはいけない食材ではありませんが、
食べられるものが増えればその分、離乳食も楽しんでくれます。
お子さんのペースで少しずつ、食べられるものを増やしていくと良いでしょう。
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