フライパンがくっつく原因と対策を種類別に解説!復活させる方法があった!

hirarisaさん「おでん 大根 苦い」アップ→添削

フライパンって使ってると、くっついてきませんか?

「何回も買い換えてるのに、また、すぐ焦げ付いちゃう」

「急いでるのにくっついてイライラする」

などフライパンがくっついてしまうことで、

毎日ストレスを感じている方は多いのではないでしょうか。

なんで、フライパンにくっついてしまうのでしょうか?

「もう、替え時なのかな…」

買い替えてもいいですけど、なるべくなら長持ちさせたいですよね!

それに、復活させる方法があったんです。

そこで今回は、種類別のフライパンがくっつく原因と対策をまとめてみました!

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フライパンがくっつくようになった!どうする?

まずはフライパンが焦げ付くようになってしまった時の対処法をご紹介します。

フライパンが寿命?復活させる方法!

フライパンがくっつくようになってしまうと、

「もうフライパンの寿命なのかな」と思いますよね。

しかし捨ててしまうのはまだ早いです。

フライパンを復活させる方法があるのです。

焦げつくようになってしまったフライパンでも新品の時のように復活させる方法があります。

最も簡単なのは、フライパンに水を入れて煮沸するという方法です。

洗剤で普通に洗う時よりも表面の汚れが落ちやすくなるためすべりやすさが復活することがあります。

ただし,その効果は個体差があり使用時間や種類によって変わってきます。

その具体的な方法ですがフライパンの3分の1程度の深さまで水を入れ1週間に1度くらいのペースで10分間煮沸します。

引用:https://docs.google.com/document/d/1WgOW6FymTk7qb2etjVJx4iSWkw4-ckXboXrVxDnlnKo/edit#

フライパンの素材によって効果は異なりますが、この方法でほとんどのものがある程度復活します。

しかし、剥がれてしまった表面のコーティングが元に戻るわけではないため、

一時的な対策になります!

なのでくっつかない原因について理解して、対策していく必要があります!!

フライパンの種類ごとのくっつく原因と対策は後ほど説明しますね!

その前にまずは、フライパンに食材がくっつく根本的な原因と対策を説明していきます。

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フライパンにくっつくのはなぜ?根本的な原因と対策

フライパンの焦げ付きは“温度”密接な関係にあります。

フライパンと食材がくっついてしまう原因について見ていきましょう。

フライパンの表面には目には見えませんが、吸着水と呼ばれる水がついています。

そのまま火にかけることで、

食材に含まれたたんぱく質が吸着水に溶け込んで糊状になり、

金属と結合することが原因です。

しかし、調理方法によってこの焦げ付きを防ぐことができます。

まず、基本的にフライパンを使う時にはを使いますよね。

「なんとなく、当たり前に入れるものだ」と、とくに気にもせず使ってる油ですが、

実は“フライパンの温度調整をするための大切な工程なのです。

まず、油を入れる適切なタイミングはこちらになります。

フライパンがくっつく原因と対策を種類別に解説!復活させる方法があった!

参照:https://saruwakakun.com/life/food/abura

適切なタイミングで油を入れたら、次は温度調整です。

ポイントは80度と200度にあります。

まず、80度になったとき、フライパンに吸着水があるとタンパク質が糊状になり、焦げ付いてしまいます。

フライパンが低温のまま調理を始めることで、調理の最中に80度を通過してします。

つまり、フライパンを80度以上に温めてから食材を入れることでたんぱく質の糊化を防ぎ、

結果的にフライパンの焦げ付きを防ぐことができるのです。

また、温まったフライパンの温度を下げないために、

食材は常温に戻してから調理するのがいいでしょう。

一方、フライパンの温度が200度を超えると食材自体を焦がしてしまいます。

もし温度が高くなりすぎて焦げてしまいそうな時は、

回し油をして温度を調節するといいでしょう。

80度以上、200度以下が焦げ付かせないための大切な温度だと言えます。

しかし、「80度ぴったりなんて難しい!」と思いますよね。

そこでおすすめなのが“油返し”です。

予熱の後半に100ccの食用油を一旦フライパンに流し込んで、10秒ほどコンロにかけていただきます。

側面にも食用油を馴染ませながら、オイルポット等に戻していただきます。

この油返しにより、フライパン全体の温度がむらなく均一にできます。

引用:https://www.furaipan.com/kaigi/14/0218.shtml

少し手間ではありますが、この工夫で焦げ付きにくく、さらに美味しいお料理が作れます。

これまでは、フライパンがくっつく根本的な原因について理解できたろことで、

そしたらあともう一歩です!

フライパンの種類ごとに対策をしていくことが重要です!

次は、フライパンの素材別に見る、焦げ付く原因と対策を細かく見ていきましょう。

見出しごとにフライパンの種類が分かれているので、

自分が使用しているフライパンの見出しをみてくださいね!

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ステンレスのフライパンがくっつく原因と対策

サビが出にくく、丈夫さが特徴なのがステンレス製のフライパンです。

原因

予熱が足りていないことです。

予熱が足りていないと、前で言った理由により食材が焦げ付いてしまいます。。

フライパンがくっつく原因と対策を種類別に解説!復活させる方法があった!

対策

中火で2分間ほどフライパンをしっかり予熱してみましょう。

中温(160~180℃)まで加熱します。

強火だと熱ムラがでやすいので失敗につながります。

中温の目安は、水滴を落とすと玉状になってコロコロ転がります。

予熱が少ない場合は、ジュッっといって水は蒸発します。

逆に高温(220~250℃)の場合は水滴が小さな玉になって激しく走ります。

引用:https://www.frypan-susume.com/frypan-stainless-nonstick

ステンレスは熱伝導率が低く、

熱ムラを出しやすい素材なのできちんと予熱することが大切です。

一方で、一度熱すると冷めにくい性質を持っているため、

弱火でじっくり加熱することで焦げ付きにくくなります。

また、調理中はあまり触らないようにしましょう。

食材を入れた直後はくっつくこともありますが、

焼きあがる頃には自然とはがれます。

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セラミック加工のフライパンがくっつく原因と対策

金属でできた本体を、セラミックで覆ったフライパンであり、

コーティング材にフッ素樹脂は使用されません。

400℃前後までの耐熱性を持ちます。

原因

セラミック単独の場合、ノンスティック効果が弱いことが原因でくっつくことがあります。

また、耐熱性はあるものの、中火以下で加熱しないと表面のコーティングが剥がれて焦げ付きやすくなります。

対策

セラミック加工されたフライパンには油通しが必須です。

セラミックフライパンの油通し

(1)弱火で約30秒フライパンを加熱します。

(2)火から下してフライパンに大さじ1のサラダ油を入れてキッチンペーパーでフライパン表面を、コーティングの隅々まで塗り込みます。(熱いので火傷に注意しましょう。)

(3)油が残ったら捨てます。

この作業は月に1回程度行う方が良いようです。

引用:https//richlife100.com/6956.html

それに加えて、中火以下で加熱することでコーティングの劣化を防ぎ、

フライパンのくっつきを抑えることができます。

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テフロン加工(フッ素加工)のフライパンがくっつく原因と対策

アルミなどの金属でできた本体に、フッ素樹脂をかけてコーティングした製品です。

耐熱性に優れている点や、くっつきにくいという点から使用している方も多いのではないでしょうか。

原因

“空焚き”をすることで、熱に弱いテフロン(フッ素樹脂)が剥がれてしまうことが焦げ付きの原因です。

また、コーティングが剥がれるだけでなく有毒ガスが発生する場合もあるので厳禁です。

また、使用した直後、熱々のフライパンを水で洗ってはいませんか。

実はそれによってフライパン自体を歪めてしまっています。

歪みによってできた隙間から、コーティングが剥がれてしまい、焦げ付きやすくなってしまいます。

フライパンの洗い方って、くっついてしまう原因にもなるくらい大切なんです!

フライパンは洗わない方がいい?その真相と種類別の適切な洗い方について

こちらの記事を合わせて読むと、

よりフライパンをくっつかなく長持ちさせることができますよ!

しかし、テフロンには水を弾く性質があるため吸着水はありません。

よって、低温調理によるくっつきはありません。

テフロン加工のフライパンにはコーティングのお手入れが大事です。

フライパンがくっつく原因と対策を種類別に解説!復活させる方法があった!

対策

コーティングを剥がさないために、空焚きや使用後の急速冷却をしないようにしましょう。

アルミホイルを使って魚などを焼く際にも注意が必要です。

空焚きを防ぐために少量の油を入れ、

煙が出るような温度になったら少量の水を差しながら調理するようにしてください。

加えて、フライパン用のアルミホイルでない場合は、

1度くちゃくちゃししてから使用することで焦げ付きを防ぐことができます。

しかしこの調理方法は、アルミホイルにより表面が傷つき、

コーティングが剥がれてしまうことがありますので注意が必要です。

また、テフロン加工されたフライパンは油が要らないとされています。

油を必要とするお料理以外は、油なしでもくっつくことなく使用できます。

私も油を使わず調理していますが焦げ付くこともありません。

ヘルシーで体にも良さそうですよね。

「この頃よくフライパンにくっつくな」と思っている方はいませんか。

その時はコーティングの状態を見てみてください。

もしコーティングが剥がれてないのに不調である場合は、表面の油汚れが原因です。

先ほど説明したように、

水を沸騰させてから洗剤で洗うことで、こびりついた汚れが取れて復活させられます。

もしテフロンが剥がれてしまっていたら、もう残念ながら自力では修復できません。

しかし、フライパンのテフロン加工をしてくれる業者もあります

相場は1500円〜2000円ほどがで、

手元に戻ってくるのは約2~3週間後だそうです。

そうしたら、よほど良いのフライパンでない限り買い換えた方が良さそうですね!

こちらのフライパンについては、最後にもおすすめポイントを紹介しています!

急いでいる場合は向きませんが、

値段もお手頃ですしお気に入りのフライパンなどを修復したい場合は良さそうですね。

アルミのフライパンがくっつく原因と対策

軽く持ち上げやすいのが特徴の、アルミ製のフライパンについて見ていきましょう。

原因

表面にコーティング層がないうえに、油のなじみもよくないため食材がくっついてしまいます。

また、熱伝導率が高くすぐに温度が上がるため、素早く調理に取りかかれるメリットはありますが、

それ故に食材自体を焦がしやすいという欠点があります。

対策

調理前に“油ならし”をすることで、食材の焦げ付きを防ぐことができます。

油ならしのやり方は、まずフライパンを火にかけ熱します。

温まったら、油を多めに入れて、フライパン全体になじませます。

煙が出てきたら、調理に必要な油だけを残し、余計な油はオイルポットに戻していつもどおり調理するだけです。

https://thebest-1.com/a61/

先ほどの油返しと同じことです。

これなら、扱いが難しいとされているアルミ製のフライパンでも上手に使えそうですね。

フライパンがくっつく原因と対策を種類別に解説!復活させる方法があった!

銅のフライパンがくっつく原因と対策

銅製フライパンは軽さと熱伝導率の高さが特徴です。

また焦げ付きも少ないとされています。

原因

フライパンが高温になりすぎて食材が焦げてしまうことがあります。

伝導率が高く火にかけると一気に熱が全体に回るが故に、ポイントである200度を超えてしまうのです。

対策

きちんと温度調節をすることで焦げ付きを防ぐことができます。

前でもお話したように、焦げてしまいそうになった時は油を回し入れるのがいいでしょう。

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鉄のフライパンがくっつく原因と対策

丈夫さであることが特徴の鉄製のフライパンです。

また、油なじみが良いので、食材がくっつきにくいと言われています。

原因

吸着水と温度が低いことが原因です。

いくら焦げ付きにくい素材であっても、やはり基本は大切だということです。

逆に、それさえできれば非常に使いやすい素材だと言えます。

フライパンがくっつく原因と対策を種類別に解説!復活させる方法があった!

対策

調理前にフライパンを高温で加熱し吸着水を飛ばすことが大切です。

煙が出るまで温めるようにしましょう。

さらにここでも油返しが重要です。

その後、温度が下がらないように調理すればくっつくことはありません。

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チタンのフライパンがくっつく原因と対策

耐食性に優れサビの心配が少なく、とにかく軽さが特徴なのがチタン製のフライパンです。

原因

フライパンに熱が通るのに時間がかかり、低温のまま調理してしまうことが原因としてあげられます。

対策

しっかりとフライパン全体に熱が伝わってから調理することが大切です。

しかし保温性には優れているため、食材を入れた後は常に手を動かしていないとすぐに焦げ付いてしまいます。

少し扱いが難しい素材なので、一般家庭にはあまり向いていないと言えます。

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ダイヤモンドコート加工/マーブルコート加工のフライパンがくっつく原因と対策

ダイヤモンドコート加工は、テフロンの素材に粒子状にしたダイヤモンドを混ぜ込んだものでコーティングしています。

マーブルコート加工は、テフロンの素材にマーブル(大理石の粉)を混ぜ込んだものでコーティングしています。

原因

こちらもテフロン加工されたフライパンと同様、コーティングが剥がれてしまうことにより焦げ付きやすくなります。

吸着水はなく、低温でくっつく心配はありません。

フライパンがくっつく原因と対策を種類別に解説!復活させる方法があった!

対策

空焚き、急速冷却などコーティングが剥がれやすくなるような扱いをしないことで、

長く焦げ付きにくい状態を維持できます。

テフロン加工のみの製品よりも耐久性に優れています。

また、マーブル加工に比べてダイヤモンド加工の方が耐久性に優れています。

 

これまでフライパンの種類別の特徴などを見てきましたが、

では結局どのようにフライパンが寿命が長いのか?また、使いやすいのはどれでしょうか?

 

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フライパンの寿命とくっつかないフライパンはどれ?

「最近焦げ付きがひどくなったな」と感じている方は、

もしかしたらフライパンの寿命が来ているのかもしれません。

フライパンの平均寿命は、

コーティング加工されているものが1〜3年

鉄製のものなどは10年は持つと言われており、一生ものとも言われます。

どのフライパンを使用するかは、人それぞれですが、

一般家庭で使用する場合で考えると、

コーティングされたフライパンがおすすめです。

最低限のお手入れに気をつけていれば、焦げ付きに悩まされることもありませんし、

修復方法が簡単な点もいいですよね。

ティファールのフライパンは、マークで食材を投入する温度がわかるみたいです!

しかも、チタンコーティングでかなり強靭に作られているようなので、

傷つきにくいし、急に冷水につけたりと、

急激な温度変化に強いみたいなので、取り扱いも楽そうですね♪( ´▽`)

くっついてしまって修復が不可能でしたら、

買い直せるくらいのお手頃の値段ですからね!

何と言っても私自身、テフロン加工されたフライパンを使っており、

今のところくっついて悩まされることもありません。

「買ったばかりなのにすぐダメになってしまった」

「いろいろ種類がありすぎてどれがいいかわからない」

と感じていた方は、自分に合ったフライパンを探してみるのはどうでしょうか。

また、フライパンを長持ちさせる為には、フライパンの洗い方も重要だったのです!

フライパンって洗わない方が良い」って聞いたことありませんか?

フライパンは洗わない方がいい?その真相と種類別の適切な洗い方について

こちらの記事も読んでみると以外に知らない事実が多いと思います!

お料理に必須であるフライパンを見直して、

ストレスフリーなお料理ライフをお過ごしください♪( ´▽`)

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