イチゴは食べやすく、1個食べだすとどんどん食べてしまう果物です。
皮を剥く必要がなくヘタを取るだけですから、ポンポン口に入れちゃいます。
特にイチゴ狩りに行った時は、張り切って30個以上食べてしまったことも´д` ;笑
「美味しかったー」って大満足でしたが、困ったのは帰り道。
お腹が妙に痛くなってきて、トイレに駆け込む羽目に。
そういえばイチゴの食べ過ぎって下痢になるって聞いたことがあったような……。
でも一緒に行った友達は涼しい顔で、全然大丈夫な様子。
友達も同じくらい食べてたのに～。
この件が不思議だったのでイチゴを食べ過ぎるとどうなるか、
影響が出やすい人と出ない人の違いについて色々調べてみました( ；∀；)笑
目次
いちごの食べ過ぎるとどうなる？デメリットや副作用について
いちごを食べ過ぎるとどうなるのか、デメリットや副作用を詳しく見ていきましょう。
下痢、腹痛
いちごにはキシリトールやビタミンCが含まれています。
キシリトールは自然界に存在する甘味料で、多くのフルーツや野菜に存在しているんです。
砂糖と同じくらい甘く、ガムにもよく使われていますよね。
そんなキシリトールは消化されにくい性質があり、
ビタミンCも便を柔らかくする効果があるため、下痢や腹痛が起こってしまうんです。
いちご大粒1個に含まれるキシリトール・ビタミンC量は、
キシリトール……約0.12g
ビタミンC……約25mg
です。
でも、これだけだと多いのか少ないのかよく分かりません。
一日の許容摂取量と比べてみます。
キシリトールの一日の許容摂取量は50kgの人なら15g、60kgなら18g。
一方、ビタミンCの許容摂取量はというと実は定められていません。
ビタミンCは元々、水溶性のビタミンなので、
例え摂りすぎてしまっても排出されると考えられているためです。
それを踏まえてキシリトールだけで考えると、大粒で100個以上食べないと許容摂取量に達しません。
ただし、個人差が大きいので全ての人が沢山食べても大丈夫というわけではないです。
キシリトールガムだって下痢になる人とならない人がいますよね。
またイチゴには水分がたっぷりと入っているので、
お腹が冷えてこちらも下痢や腹痛の原因となります。
胃痛、嘔吐
イチゴのつぶつぶは消化が悪いため、大量に食べると胃痛を起こすことがあります。
イチゴは消化が良いフルーツではないんですね。
また嘔吐する場合は食べ過ぎの他に、アレルギーの可能性があるので、
病院で検査してもらっても良いかもしれません。
肌荒れ
いちごの水分で体が冷えてしまい、新陳代謝が悪くなるので肌荒れが起こることがあります。
冷えにより血行が悪くなって、体に栄養が行きわたらなくなるので、
肌の乾燥が気になってしまうかも。
おなら
食べ過ぎの腹痛によっておならが出る場合と、
イチゴに含まれるアスコルビン酸が原因の場合があります。
アスコルビン酸は分解される過程で炭酸ガスが発生するので、お腹が張っておならが出るんです。
太る？
イチゴだけで太ることは、ほとんどありません。
1個あたりのカロリーが低いので、もし太るとしたら練乳や砂糖が原因の可能性大。
いちごは太るのか？について、詳しくはこちらにまとめていますので、
ぜひご覧ください！
手の色が変わる？
みかんは食べ過ぎると「手の色が黄色くなる」って言われてるので、いちごも気になりますよね。
しかし、イチゴを食べ過ぎたからと言って手の色が黄色くなったり、
赤くなったりすることはないので安心してください。
イチゴを食べ過ぎた！体験談と影響が出やすい人の共通点
では、イチゴを食べ過ぎても大丈夫だった人・影響が出た人の体験談を見ていきます。
何も起こらなかった人
・「たらふく食べたけど、満腹になっただけだった」
・「最高で80粒。今まで行ったイチゴ狩りで最高記録、おいしかったし幸せ」
・「朝食抜きで60粒食べた、その後でアイス食べたり充実した1日でした」
みんな結構食べててびっくり！
80粒食べても何も起こらないなんて羨ましい限り。
影響が出た人
・「イチゴ狩りで60個食べたら、トイレばっかりでした。
冷たいものを食べても同じような症状が出る」
・「子供の頃にイチゴを1パック食べて寒くなった思い出がある」
・「イチゴが好きだから1パックくらいペロッと食べれるけど、
寒気がしていつもお腹が少し痛くなる」
子供の頃の寒くなったというエピソードは、
やっぱりイチゴって体冷やすんだな～と思いました。
影響が出やすい人の共通点
影響が出やすい人の体験談から見えてくる共通点は、
「体が冷えやすい」ということ。
もともと冷え性だったりお腹が弱い性質があるのかもしれませんね。
そういえば、私も冷え性でイチゴで寒くなっちゃう性質です。
食べ過ぎた時は指先まで冷たくなってました。
苺の食べ過ぎ！こんな人は大丈夫？
イチゴの食べ過ぎは、妊婦さんや子供は大丈夫なんでしょうか？
妊婦
妊婦さんに一番良くないのは、体を冷やすこと！
イチゴは冷えるので食べ過ぎはよくありません。
また妊娠中はどんな食べ物でもバランス良く食べることが推奨されているので、
イチゴに限らずどんな食べ物でも適量で止めておきましょう。
子供
1歳～5歳までは胃の発達が大人並みではないので、イチゴの食べ過ぎはNG！
しかも子供は親がストップをかけないと、どんどん食べてしまいます。
そうなると体調が悪くなってしまうので、イチゴを食べ過ぎないよう気をつける必要があります。
小学生以上の場合は、少し食べ過ぎても影響は出ないかもしれないですが、
個人差があるのでこちらも注意してあげたほうが良いですね！
イチゴ食べ過ぎによる対策について
結局イチゴはどれくらい食べて良いのか、食べ過ぎた時の対策もお教えします。
1日何個まで？一度に大量でなければOK？
個人差はありますが、好きなだけ食べてOKです。
ただし、それはキシリトールやビタミンC含有量から考えた場合。
体が冷えやすいとか妊婦さんや子供だと体調に合わせて調節してください。
心配なら一度に食べないで、一日に何回か分けて食べるのも良いですね。
太るか心配の方は、こちらの記事に太らない食べ方を記載してます！
紅茶や烏龍茶を飲むと良いって本当？
いちごを食べ過ぎた時は、紅茶や烏龍茶がオススメ！
紅茶や烏龍茶に含まれるタンニンが下痢症状を改善してくれるんです。
しかし、冷たいまま飲むと逆にトイレが近くなっちゃうので、温かくして飲んでくださいね。
またイチゴを食べる合間に紅茶・烏龍茶を飲めば、食べ過ぎも防止出来ます。
イチゴの食べ過ぎはそんなに気にする必要はない？
イチゴの食べ過ぎはそんなに気にしないで大丈夫です。
何個以上食べたら危ないとか、悪影響が出るものでもありません。
ただし、冷えやすい人は要注意！
自分の体調に合わせた食べ方をしましょう。
まとめ
つい食べ過ぎてしまうイチゴ。
特にイチゴ狩りでは元を取ろうと何十個も食べてしまいますが、
人によってはお腹が痛くなったりするので、自分の中の適量を見極めたいところです。
60個食べても大丈夫な人もいれば、30個で帰りはトイレに直行っていう私のようなケースも。
ちょっと不公平な気がしないでもないですが、
何個以上は食べ過ぎって明確な線引きがないので、
やはり自分の体と相談してという感じですね！
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