12月に入り寒さも厳しくなってきましたね。
体が冷えると肩がこってしまうため、タートルネックを着て温めようとしたのに、
さらに肩こりがひどくなってしまった…なんて経験がある方は多いと思います。
ひどいと頭痛がしたり、どんなに軽いネックレスをつけても肩がこってしまうなんてこともありますよね。
今回は、「タートルネックで肩がこってしまう原因と解決策」についてお伝えします。
目次
タートルネックで肩こりや首が凝る原因は?
冬は身体がこわばり、肩や首のこりに悩まされる季節ですよね。
筆者も今年は肩こりが酷く、辛い日々を送っています。
寒さで筋肉が固くなって血流が滞り、疲労物質が血管に留まることがこりの原因です。
そこで身体を温めようとタートルネックを着たら悪化してしまうことも(;^_^A
では、なぜタートルネックが肩こりの原因となっているのか見ていきましょう。
タートルネックと肩こりの関係
では、なぜタートルネックで肩こりになるのか?
答えは筋肉が自由に動けなくなって血の流れが悪くなるからです。
首まで隠すタートルネックでは首と肩の動きが制限されてしまいます。
同じような姿勢が長時間続くことで血行障害を起こしてしまい、結果的に頭痛や肩こりが起きてしまいます。
洋服というのは基本的に後ろから前にに包み込むように作られています。
体の前側で腕を動かすことが多いのでどうしてもそのようになってしまいますね。
ということで洋服の生地によって後ろから前に覆われているようなものなんです。
イメージすると後ろから抱き疲れているような感じですね。
ぎゅーっと布によって抱きつかれてしまっては、体の自由・筋肉の自由が奪われてしまいます。
引用:https://www.rikoh.net/ogiblo/healthinfo/なぜタートルネックで肩こりや頭痛になるのか?/
身体のこわばりを解消しようとタートルネックを着て身体を温める一方で、
さらに身体が締め付けられ血行が悪くなっていたようですね。
それにより肩こりが酷くなるということです。
しかし身体や筋肉の自由を奪われるとしても、洋服を着ないわけにはいきませんよね。
肩や首回りがゆったりとした服を着たり、
意識的に動かしたりすることで肩こりを軽減させることができます。
次に注目するのは、タートルネックの「生地」です。それでは見ていきましょう。
タートルネックの種類と肩こり
タートルネックの種類によって、「なんか、これは肩こりしやすいな。」なんて思ったことはありませんか。
それは製品の“素材”によるものかも知れません。
カシミヤとウール
ウールもカシミヤも、保温性・保湿性・伸縮性に優れた繊維だが、
カシミヤはウールよりも繊維が細く、編んだ時に風を通しにくくなっているため、
ウールに比べカシミヤの方が暖かい。
また、ウールよりもカシミヤの方が軽く、上質な光沢があり、肌触りがいい。
引用:https://chigai-allguide.com/ウールとカシミヤ(カシミア)/
同じタートルネックでもウールよりカシミヤの方が暖かく、軽いため“肩こりしにくい”といえます。
また、首回りがチクチクすることでストレスを感じる方も多いと思いますが、
カシミヤは肌触りがいいという点も嬉しいですよね(*ノωノ)
よく使われる素材
タートルネックによく使われる素材として、「ポリエステル」や「コットン」が挙げられます。
これら素材の「重さ・保温性・首回りの圧迫感」に焦点を当てて見ていきましょう。
ポリエステル
ポリエステルは軽くて丈夫であることがメリットとしてあげられます。
また、変形しにくく縮みにくい素材であるため、首回りに余裕のあるものを選ぶことで、
肩や首への負担を軽減できるでしょう。
一方、保温性は低く、寒さによって筋肉が固まることで肩こりを引き起こすというデメリットもあります。
そのため、タートルネックによる肩こりに悩む人に向いてるとは言えないでしょう。
コットン
コットンは、肌触りが良く軽くてふんわりとした素材です。
首周りの圧迫感も少なく、肩への負担も少ないと言えます。
また、適度な保温性はありますが、放湿する際に熱を奪うため少し涼しく感じることがあります。
以上の点から、保温性はカシミヤに劣りますが肩こりに悩む人にとっては十分良い素材と言えます。
タートルネックで肩こりになる人はマフラーなど他のものもダメ?凝りやすい人の特徴
同じように首回りを温めるマフラーはどうなのでしょうか?
マフラーやストールを巻くことで、逆に首こりや肩こりになってしまう場合もあります。
それは、キッチリ巻きすぎてしまっている場合。
マフラーやストールをキッチリ巻きすぎると首の可動域が狭くなり、
首を動かしにくくなるため、筋肉が固まりやすくなるのです。
また首や肩を覆うことで、その部分に意識がいくため筋肉が緊張した状態になりやすいのです。
そこで、大切なのが…【マフラーやストールはキッチリ巻かないこと】
中に空気を含ませるように軽く巻くのがポイントです!
引用:https://nagisaseikotsuin.com/blog/scarf/
タートルネックと同様、体を締め付けるように巻くと肩こりしてしまうようです。
首や肩の可動域を十分取れるようにゆったり巻くことで軽減されます。
また、マフラーもカシミヤで作られたもを選ぶことで、こりを防ぐことができます。
また、肩が凝りやすい人の特徴として、「寒さから首をすくめたり、肩をこわばらせて歩く」
ということが挙げられます。そうすることで、筋肉が緊張し肩こりが引き起こされます。
次は、今までご紹介した「タートルネックで肩こりにならないための解決方法や対策」を具体例とともにまとめました。
タートルネックで肩こりにならないための解決策や対策は?
では、タートルネックで肩こりにならないための解決策をまとめていきましょう。
タートルネックをカシミヤやコットンでゆったりしたものにする
それでもタートルネックを着たい場合は、首や肩を締め付けすぎない、
ゆったりとしたものを着るようにしましょう。
また、前で話したようにカシミヤやコットンでできたものは軽くて暖かく、
肌触りもいいのでおすすめです。
肩こりに効果的な首・肩まわりの運動をする
- 背すじを正したまま片手をおでこに当て、頭と手で20秒ほど押し合いしてください。
続いて片手を頭の後ろに当て、同じように頭と手で20秒ほど押し合いしてください。
同じように片手を頭の側面に当て押し合いを左右行ってください。
- 両手をバンザイし上にあげ、手のひらを後ろに向けます。
そこからさらに腕をめいいっぱい上に伸ばしてください。
その状態で20秒~30秒キープしゆっくりと腕を下してください。
腕を上に伸ばすときに背中が反りすぎてしまわないように注意してください。
引用:https://www.katutoshikanbashi-seitai.com/2018/03/18/タートルネックを着ると肩がこるのはなぜ/
【肩こり解消!】カンタン1分体操 その1~交互に肩を上下
《目安:10回程度》
①左肩を耳に近付けるように持ち上げます。
②左肩を脱力すると同時に右肩を耳に近づけるように上げます。
①・②をリズミカルに交互に行います。
引用:https://kango.mynavi.jp/contents/nurseplus/healthbeauty/190302-2/
このように、簡単なストレッチでも続けることで慢性的な肩こりを解消できます。
タートルネックを着ている際にも効果的なのでぜひ試してみてください。
どうしても肩こりになる人におすすめのタートルネックや代替品
次は筆者がおすすめする肩こりしにくいタートルネックや代用品をご紹介いたします。
肩がこりにくいタートルネック
こちらのタートルネックセーターはユニクロの商品です。
カシミヤが使われており軽くて暖かく、
肌触りもいいため肩こりに悩む方にとくにのおすすめの商品です。
また、最近では“オフタートルネック”と呼ばれるものがファッションの流行になっているようです。
オフは「離れて、そらして」などの意味があります。
首回りがゆったりしていて、ぴったりと沿っていないタートルネックをオフタートルネックといいます。
引用:https://www.fastretailing.com/jp/glossary/1408.html
その名の通り、首回りが圧迫されないような作りになっており、
肩こりに悩む方にはぴったりのタートルネックなのではないでしょうか。
ちなみにタートルネックっていつからいつまでの時期着れるの?
タートルネックはいつからいつまで着れる?気温からベストな時期を判断しよう
肩がこりにくい代替品
また、肩こりせずに首元をしっかりと温められるアイテムとして、
カシミヤで作られたマフラーやストールはいかがでしょうか。
自分に合った巻き方が見つけられるのも良いですよね。
カシミヤのデメリットとして、定期的なお手入れが必要な点が挙げられますが、
「汚れやホコリをそのままにしておかない」ことや、
「一日着用したら一日休ます」などといった簡単なことなので試す価値は大いにあると思います。
そして、タートルネックは苦しくて苦手という方が多いんです!
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タートルネックで肩こりがしんどい!原因と具体的な解決策:まとめ
以上がタートルネックによる肩こりの原因と解決策になります。
「タートルネックで首回りが暖まったら、本当だったら肩こりは改善しそうなのに。」と思いますよね。
しかし、タートルネックを着たことで肩が凝るのにはやはり原因がありました。
肩こりに悩まされない冬を過ごせるよう、参考にしていただけたら幸いです。
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