ココアの飲み過ぎは体に悪い?1日に何杯なら大丈夫?取り過ぎの副作用まとめ

ココア 飲み過ぎ 体に悪い 1日 何杯 取り過ぎ 副作用

冬になり寒くなってくると飲みたくなるココア。

ココアを飲むと体が温まるだけでなく、何だかホッとした気持ちになりますよ( *´艸`)

そんなココアですが、最近は「ココアは健康に良い」

「ダイエット効果がある」といった話をよく耳にしませんか?

しかし、毎日飲み続けて良いものなのでしょうか?

また、飲み過ぎてしまうことで、体に何か悪影響があるのかも気になりますよね(;´・ω・)

そこで、ココアを飲み過ぎてしまったことで起こる悪影響について調べてみました。

おすすめのココアの飲み方もご紹介しますので、是非参考にしてみて下さいね(/・ω・)/

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ココアを飲み過ぎてしまった人の声・体験談

まずは、ココアを飲みすぎてしまった場合どんな影響が出ているのか?

体験談をみてみます!

・ココアが原因で太った!?

「ココアがダイエットに良いと知り、

ピュアココアに砂糖をティースプーン1杯程入れたものを1日3~4杯程飲んでいたところ、

痩せるどころか太ってしまいました。」

 

・ココアを飲むと眠れなくなります

「最近、眠りが浅いため寝る前に温かいミルクココアを飲むようにしたところ、

寝つきが更に悪くなってしまいました。」

 

・疲れやすくなった

「健康のためにピュアココアを毎日3杯、

多い時は4~5杯ほど飲んでいますが最近、疲れやすくなりました。」

 

こんな、影響を受けている人がいるんですね!

次は、どうして、このような状況が起きるのか?

ココアを飲みすぎることによるデメリットをまとめてみました!

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ココアの飲み過ぎによる体への悪い影響・デメリットは?

まず、ココアを飲み過ぎたことで体に起こる悪い影響や、デメリットを見てみましょう。

太る

実はココア自体には甘みもミルク感もほとんどありません。

一般的によく飲まれるココアは、

ピュアココアに砂糖や粉乳が加えられ飲みやすく作られています。

ピュアココア自体は、甘いどころか苦みがあるため、

そのままでは飲みにくいのが特徴です。

よく、チョコレート菓子の周りに苦みのあるココアパウダーが掛かっていますよね。

あのココアパウダーがピュアココアです。

ピュアココア(1杯当たり):11kcal、脂質1.2g、糖質0.4g

調整ココア(1杯当たり):82kcal、脂質1.6g、糖質14g

一般的によく飲まれる調整ココアは、1杯当たりと高カロリー高糖質になります。

つまり、いくら体に良いからといって、

ミルクココアを毎日何杯も飲み続けていると、

カロリーの摂り過ぎに繋がり太ってしまうのです。

ただ、そうは言っても飲みすぎなければココアは太らないのか・・・?

ココアは本当に太らない?太る人の共通点と痩せる人の違いから学ぶダイエット方法

ココアが太るのかについてはこちらの記事にまとめていますので、参考にしてください!

ココアの飲み過ぎは体に悪い?1日に何杯なら大丈夫?取り過ぎの副作用まとめ

 

頭痛

頭痛持ちの人の場合、ココアを飲み過ぎてしまうことで頭痛を引き起こしやすくなります。

詳しいメカニズムは未だ科学的に証明されていませんが、

主な原因として考えられるのはココアに含まれる「チラミン」

「ポリフェノール」「カフェイン」によるものだといわれています。

これらの成分には、血管を拡張、収縮させる働きがあります。

頭痛の種類の一つである片頭痛は、

脳の血管が広がることで、神経が刺激されて起こります。

つまり、ココアを飲み過ぎてしまうと、

脳の血管が広がり神経を刺激しやすくなってしまうため、

頭痛が起こりやすくなるわけです。

 

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下痢

ココアには不溶性食物繊維が含まれています。

不溶性食物繊維とは、その名の通り水分に溶けない性質を持つ食物繊維が、

体内に入ると水分を吸収して膨らむ特徴があります。

この働きを利用して、不溶性食物繊維と同時に水分を摂取することで、

便のカサを増やし腸の働きを刺激、結果、便秘を解消させるよう促すことができます。

しかし、摂り過ぎてしまうことで便秘を解消するどころか、

腸への刺激が強くなりすぎて、下痢を起こしてしまうことがあるのです。

また、ココアを飲む際に牛乳を使用される場合にも注意が必要です。

牛乳を飲むとお腹を壊しやすいという人は乳糖不耐性といって、

牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素が体内に存在しないため、

ココアと一緒に飲むことで更に下痢を引き起こしやすくなります。

乳糖不耐性は日本人の85%が該当するため、

ミルクココアを飲むと下痢をしてしまうという場合には、

ココアだけでなく牛乳にも原因があるかもしれませんね。

 

ココアの飲み過ぎは体に悪い?1日に何杯なら大丈夫?取り過ぎの副作用まとめ

 

気持ちが悪くなる

ココアは好きなのに飲むと気持ちが悪くなるという人もいますね。

ココアを飲むことで気持ちが悪くなる原因として考えられるのは、二つあります。

まず、ココアに含まれるカフェインによる影響です。

ココアはコーヒーやお茶類などと比べると、少ないもののカフェインが含まれています。

カフェインは、摂り過ぎてしまうと中枢神経系を興奮させ、

吐き気やめまい、頭痛、下痢などを引き起こすことがあります。

もう一つの原因として挙げられるのが、アレルギーによるものです。

ココアは、カカオ豆を原料に作られていますが、

カカオアレルギーというものがあり、

ココアを飲むことで気持ち悪くなってしまうことがあります。

この場合、同じカカオを原料に作られているチョコレートでも、

アレルギー症状が出る可能性がありますが、

チョコレートの場合、ココアよりも油脂や砂糖を多く含む傾向にあります。

そのため、チョコレートよりもココアの方がアレルギー症状が出やすくなるのです。

ちなみに私の主人もカカオアレルギーで、チョコレートを食べ過ぎるとくしゃみが出る程度、

ココアを飲み過ぎるとくしゃみに加え腹痛や下痢などの症状が現れます。

ココアを飲み過ぎると必ず気持ちが悪くなってしまうという場合には、

カカオアレルギーの可能性を疑うと良いかもしれませんね。

 

ココアの飲み過ぎは体に悪い?1日に何杯なら大丈夫?取り過ぎの副作用まとめ

 

血圧が上がり、鼻血が出る

ココアにはポリフェノールが豊富に含まれており、

その作用によって高血圧の人は血圧が下がるといわれています。

しかし、中にはココアを飲み過ぎることで、血圧が上がり鼻血が出てしまったという声も・・・

ココアと同じカカオを原料に作られるチョコレートも食べ過ぎたことで、

鼻血が出るなんて話を聞きますが、

実はココアやチョコレートが原因で鼻血が出るという医学的な根拠はありません。

では何故、ココアやチョコレートを摂り過ぎることで鼻血が出るのか?

考えられる原因としては、カフェインが挙げられます。

カフェイン自体も、摂り過ぎなければ体に害はありませんし、

適度に摂ることで高血圧の予防に繋がります。

しかしその反面、摂り過ぎてしまうことで脳が興奮状態となり

一時的に血圧が上昇、ココアに含まれるポリフェノールの働きで血流の循環が良くなることで、

鼻血が出やすくなってしまう可能性があるのです。

 

では、ココアを飲み過ぎてしまった場合の対処法と対策についてどうすればよいのか?

についてみていきましょう!

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ココアを飲み過ぎてしまった時の対策・対処法

ココアを飲み過ぎてしまうことで体に悪い影響が起こった人もいるようですね。

このような場合、どうしたら良いのでしょう?

ココアが原因で太った場合

ココア自体は、1杯当たり18kcal、脂質1.2g、糖質0.8gとそこまで太る要素を持っていません。

しかし飲みやすく作られたミルクココアの場合

1杯当たり77kcal、脂質1.6g、糖質13.8gとなるため、やはり飲み過ぎると太ってしまいます。

ココアを飲む習慣を続けたいけれど、太りたくないという場合には、

ミルクココアではなくピュアココアをおすすめします。

ピュアココアは、純水なココアパウダーのみですので、苦みがありミルク感もありません。

最後におすすめのピュアココアの飲み方を紹介します!

 

ココアの飲み過ぎは体に悪い?1日に何杯なら大丈夫?取り過ぎの副作用まとめ

 

ココアを飲むと眠れなくなる場合

ココアには、コーヒーやお茶類よりは少ないものの、

カフェインが含まれていますので、寝る前に飲むのはあまりおすすめできません。

カフェインが体内に入ると、中枢神経を刺激し脳を興奮させることで、眠りを妨害してしまうのです。

ココアに含まれるポリフェノールは、血流を良くする効果があることから、

体を温め眠りを助ける効果がありそうですが、

カフェインを同時に摂ってしまうためあまり効果は期待できません。

ココアを飲むと眠れなくなってしまう場合には、就寝前に飲むことは避けるようにしましょう。

また、眠りを助ける効果のある飲み物としては、ホットミルクがおすすめです。

牛乳には、トリプトファンといって睡眠を促すメラトニンの原料となる成分が含まれています。

温めて飲むことで程良く体が温まり、眠りやすくなるのです。

 

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ココアを飲んで疲れやすくなった場合

ココアの原料となるカカオには、デオブロミンという成分が含まれています。

テオブロミンには、自律神経の乱れを整え、

イライラを抑制する効果がある反面、脳を興奮させる働きがあります。

更に、ココアにはカフェインが含まれており、

カフェインも摂り過ぎてしまうことで脳を興奮させる他、

胃痛や胸痛、吐き気、嘔吐、倦怠感などが起こりやすくなります

このような成分によって、身体症状が現れることでだるい、

疲れやすいと感じることがあるのです。

ココア自体には、疲労回復効果のあるポリフェノールが含まれていますので、

適度に飲む分には有効ですが、飲み過ぎてしまうと、

逆に疲れやすさを感じてしまうこともあるということですね。

 

では、ココアはどれくらい飲めば良いのでしょうか?

1日の摂取量についてみていきます!

 

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ココアは1日に何杯?飲むタイミングについて

適度に飲むことで体には悪い影響どころか、良い影響のあるココアですが、

1日にどのくらいの量を飲むと体に良い影響を与えてくれるのでしょう。

ココア、一日の摂取量の目安

ピュアココアかミルクココアかでも変わってきますが、

カロリーや糖質量、カフェイン含有量などを総合的に見ると…

ミルクココアな:1日1杯 

ピュアココア:1日2~3杯

(1杯当たり約120ml)

程度が適量だといえます。

ピュアココアでしたら、砂糖や粉乳は含まれていませんので、

1日2~3杯飲んでも体への悪影響はないと考えて良いでしょう!

 

ココアの飲み過ぎは体に悪い?1日に何杯なら大丈夫?取り過ぎの副作用まとめ

 

1日たった1杯でもココアを飲むメリットはある?

1日1杯ではココアを飲むメリットがあるのでしょうか?

それは、ココアをどのような目的で飲むのかによって変わります。

例えば、ダイエット中の栄養補給や、

1日のポリフェノールの不足分を補う目的であれば1日1杯でも良いと思います。

美容目的や便秘解消目的の場合には、1日2杯は飲んでおきたいところですね。

 

ココアの飲み過ぎは体に悪い?1日に何杯なら大丈夫?取り過ぎの副作用まとめ

 

ココアを飲むタイミングはいつがいいの?

ココアの効果を最大限に引き出すためにはどのタイミングで飲むと良いのか?

ココアを飲む目的別に見ていきましょう。

ダイエット効果を得るなら夕食前

ココアには食物繊維やカカオプロテインが含まれているため、

満腹感を得られやすく夕食前に飲むことで、食べ過ぎを抑えることに役立ってくれます。

また、夕食までの時間におやつを食べたいという人は、

おやつ代わりにココアを飲むのも良いですね。但し、いずれの場合にも砂糖たっぷり、

ミルクたっぷりのココアだとあまり意味がなくなってしまいますので、

なるべくピュアココアを飲みましょう。甘みがないと飲めないという人は、

低糖質の甘味料やオリゴ糖などを使って糖質オフをおすすめします。

 

ココアの飲み過ぎは体に悪い?1日に何杯なら大丈夫?取り過ぎの副作用まとめ

 

・美容目的で飲むなら夕食後のリラックスタイムに

ココアに含まれるポリフェノールには、肌のダメージを修復する働きがあります。

人間の肌は、夜寝ている時にダメージを修復されますので、

美容を目的として飲むなら夕食後のリラックスタイムがおすすめです。

・便秘を解消させるなら朝の空腹時

ココアに含まれる不溶性の食物繊維は、

水分を吸収し腸を刺激することで便秘を解消する効果があります。

朝の空腹時に飲むことで、ココアに含まれる栄養が吸収されやすく、

更に、空腹の状態で体内に入ることで腸の蠕動運動を活発にさせる効果を期待できます。

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おすすめのピュアココアの飲み方を紹介!

ココアは、ピュアココアを適量に飲めば体にとっては良い方向へ働きます。

しかし、ピュアココアは甘さがないため飲みにくいというのが正直なところ。

そこで、ピュアココアを美味しく飲む方法として、

オリゴ糖やはちみつ、低糖質甘味料などをおすすめします。

また、ミルク感がたらない方は、スキムミルクもおすすめ。

もちろん、オリゴ糖やはちみつも摂り過ぎには注意!

オリゴ糖やはちみつは体にとって良い反面、

低糖質甘味料に比べると糖質量は多く、

使い過ぎてしまうと太ってしまう可能性もあります。

そのため、ダイエット目的でココアを飲みたいという人は、低糖質甘味料を使う方が安心ですね。

一般的にスーパーなどで売られているオリゴ糖は

100%ピュアなオリゴ糖ではなく他の糖類も含まれています。

白砂糖に比べると糖質量は低いものの、摂り過ぎてしまうと糖質過多になります。

また、オリゴ糖の甘さは砂糖の半分~8割程度のため、

甘さに物足りなさを感じ使い過ぎてしまうことがありますので、注意が必要です。

はちみつに関しては、はちみつ大さじ1に対して糖質は16.7g、カロリーは62kcalあります。

ちなみに白砂糖は大さじ1に対して糖質量が8.9g、カロリーは35kcalです。

つまり、はちみつは白砂糖より糖質量もカロリーも2倍近いのです。

ココアに甘さを足すためには、はちみつを大さじ1くらいは必要とします。

そのため、はちみつも適度に摂る分には問題ありませんが、

摂り過ぎてしまうとピュアココアを飲んでいる意味がなくなってしまいますので注意が必要です。

ピュアココアは比較的お安い値段でも購入可能ですので、

一度試してみてはいかがでしょうか?(/・ω・)/

ココアは飲みたい…でもたくさん飲んでしまうと太っちゃう( ノД`)

という方にもおススメです!

 

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ココアの飲み過ぎまとめ!そうえいば、ココアとチョコレートは同じカカオだけど…

そういえば、ココアとチョコレート、それぞれの原料は同じカカオですよね!

ココアとチョコレートどっちが良い?

ココアとチョコレート、体に良いのはココアの方が良いといえます。

ココアはカカオマスから脂肪分を取り除いているのに対し、

チョコレートは脂肪分はそのまま、更にカカオバターやミルク、砂糖などを加えています。

そのため、ココアに比べるとチョコレートの方が糖質や脂質量が多く、太りやすくなってしまいます。

チョコレートの場合、カカオそのものの持つ体に良い成分の効果を得る以上に、

体にとってあまり良くない糖質や脂質の摂り過ぎの方が先立ってしまうということですね。

ピュアココアでしたら、糖質や脂質の摂り過ぎにはならず、

カカオの持つ体に良い成分をしっかり摂ることができます。

ココアは健康に良い飲み物として紹介されることが多いですが、飲み過ぎには注意が必要です。

ココアを美味しく体に優しく飲むには、

1日2~3杯を目安に飲み過ぎないことが一番ですね(*^^*)

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こちらも知らないことが結構ありましたよ!

 

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3件のコメント

渡部敏 より:

一杯分のピュアココア量(g)をお教え下さい。

rio より:

ピュアココアの種類によって1杯分に必要なグラムは変わると思います。
こちらの日本チョコレート・ココア協会のサイトには、1杯分5〜10グラムと記載されているので参考にしてくださいませ。
http://www.chocolate-cocoa.com/lecture/q4/index.html

チョコレートの大好きなオジサン より:

ココアはどんなメーカーのものでも、必ず便秘になります。
色々メーカーを変えたり、砂糖、ミルクなどの比率を変えたりしてみましたが、とんでもない便秘になります。
繊維質だから通時が良くなるなんて、ちゃんと体験しましたか?

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