寒い季節にかかせないセーターやニット類。
毎年、流行もあるし、買い足すことも多いですよね。
しかし、買ってはみたけど…
“少しサイズが大きかった”ということや、
“どうしても欲しいけどサイズがなくて大きいサイズを買ってしまった”
また、毎回クリーニングに出すのも大変だしと、
自宅で洗濯してしまったら、
“伸びてしまった”
ということがありますよね!
何とか自宅で直せないものでしょうか。
そこで、大きいセーターや伸びてしまったセーターを縮ませる方法についてまとめました。
目次
セーターが大きい!洗濯で縮ませられるって本当?
そもそも、大きいセーターや伸びてしまったセーターを縮ませることは可能なんでしょうか?
セーターを縮ますことは可能?
結論:セーターを洗濯で縮ませることは可能です。
セーターやニットは編み物で、糸で形成されたループが連結して出来ています。
洗濯の際に水につけて布地を動かすことで繊維が絡まり合うことで縮みます。
セーターの伸縮性
縮ませる方法を確認していくために重要なのは、記事の性質です。
セーターの中でも特に伸びやすいものはあるのでしょうか。
一般的に、
・伸びにくい…ウール
・伸びやすい…綿、アクリル
・引っ張りや摩擦に強く非常に丈夫…ポリエステル
といわれます。
ただ、ニット製品は、洗濯で水分を含んだ濡れた状態にあると、
水の重みで伸びやすくなってしまいます。
伸びにくいといわれるウールや洗濯しても型崩れしにくいポリエステルでも同様に、
編んである状態にあるニット製品となると、
水の重みにより伸びやすくなるので注意が必要です。
なので、セーターを縮ませる方法の前に一番需要なポイントが、
セーターを伸ばさない干し方を確認する必要があります。
縮ませるために行なった行為が、
伸びてしまう結果になってしまう可能性があるからです!
セーターを縮ませる前に、正しい「干し方」をチェック!
ポイント:平らな場所でに広げ、袖を垂らさず干す
セーターを普通にハンガーにかけて吊るして干してしまうと、
水の重さで垂れ下がり、伸びてしまいます。
ここでは3パターン紹介します!
①洗濯カゴ
洗濯カゴのような物の上に、袖を垂らさないように、
セーターを広げて乗せて乾かします。
②ハンガー
ハンガーでセーターの下半身、上半身、腕の部分を引っ掛けて、
重さを分散させて干す。
③平干しアイテム
これがあると一番簡単ですね!
セーターを着る時期って結構長いですからね↓
セーターを着る気温の目安を素材別に!薄手や厚手コーデなどはいつからいつまで?
シーズン中に何回もセーターを洗濯する人、
セーターが何枚もある人、
はあった方が便利です。
これがあると、
枕やぬいぐるみなどの干せるので1つあるといいかもしれません!
ただ要は、吊り下げなければOKです!
干し方を踏まえた上で、早速縮ませる方法をみていきましょう!
ウールのセーターを縮ませる方法と注意点
ウールは水に弱く、水に濡れると、洗濯機の中で掻き混ぜられて絡み合うことで縮みます。
そして、濡れた状態で乾燥機にかけると、熱で更に縮みます。
洗う前の準備として、洗濯機で袖が絡まないように、
袖を服に沿って自然い伸ばして、袖口と服を安全ピンで止めておくと良いみたいです。
①洗濯機で3~5分回します。
②すすぎ、脱水が終わったら、乾燥機に入れ乾燥させます。
ウールは熱・摩擦に弱いです。
すぐに縮むので、縮み過ぎてしまうこともあります。
そのため、乾燥機の温度設定を一番低くし、時々出して確認した方が安心です。
確認する時に、ちょうど良いサイズになっていたら、
乾燥機から出して自然乾燥する方が縮みすぎないので良いと思います。
③スチームアイロンでサイズを整えます。
裏から行い、網目を伸ばすイメージで行います。
表側に返し、サイズを整えていきます。
袖口、襟など部分的なサイズダウンの方法
ドライヤーを使う
①伸びてしまった部分を熱湯につけ、軽く形を整えます。
②ドライヤーで乾かします。
これだけです。
こうすると、繊維が引き締まってくるので縮まってくるのです。
完全な修復にはなりませんが、外形を整える処置にはなります。
アイロンを使う
①伸びてしまった部分にアイロンの蒸気だけをあてます。
*蒸気をあてることによって、繊維を蒸らし、柔らかくします。
②蒸気をあてた部分をギュッと握ります。
*生地がよってきます。
③生地がよった部分をアイロンでポンポンと軽くあてながら、生地の形を整えます。
参照:https://matome.naver.jp/odai/2141350265037102501
アイロンやドライヤーを使う方法は、
アクリルなどの化学繊維のニットには使用できないものもあります。
その場合は、約50度のお湯につけて、タオルで水気を切って自然乾燥してみてください。</p
綿(コットン)ニットを縮ませる方法と注意点
①ニットを熱湯に漬けて、10分放置します。
②お湯を捨て、水をかけて冷やし、さらに氷を入れて完全に冷やす
※ニットには寒暖差が重要で火傷に気をつけながら素早くやりましょう。
③水を押し出して小さく畳んで、
ネットの中で動かないような余白が少ないネットに入れます。
ネットが大きい場合は縛っても良いです。
④脱水する。
洗濯機の一番時間が少ない1〜5分の脱水時間で行うと良いと思います。
⑤自然乾燥させる
※綿は濡れた状態にあると重みが増して、特に伸びやすいです。
形を整える際に、伸びないように気を付けながら干すようにして下さい。
アクリルセーターを縮ませるには?注意点も
アクリル素材は縮むより伸びやすいのが特徴である素材です。
また、熱で繊維が溶けてしまったり、
アクリルの特徴である柔らかさが損なわれる可能性もあります。
注意して行なっていきましょう!
乾燥機を使う
この方法が一番、工程が簡単です。
ただ、大きさの調整にするのが難しいのと、
もしかするとシワになる。
また、化学繊維なので、
熱を加えて引っ張ると、伸びたまま元に戻らなくなる可能性もあります。
①セーターを霧吹きなどで少し湿らせる
②乾燥機にかける。
縮みすぎないように少ない時間で確認しながら、
時間を調整していきましょう。
スチームアイロン
スチームアイロンの蒸気を当てて縮ませる。
直接、温度が高かったり直接押し当てると、
繊維が溶けてテカってしまうので気をつけましょう!
お湯につける
①40〜50℃くらいのお湯につける。
縮み具合を確認しながら、伸びないように出します。
②タオルで挟んで水を切る
③ドライヤーで乾かす
この方法は安全ですが、
効果があまり出ない可能性があるのと工程が少し多いですね。
ポリエステルセーターを縮ませる方法と注意点
ポリエステルは化学繊維で速乾性にすぐれ、非常に丈夫です。
ですが、熱に弱いため、乾燥機やアイロンで縮むことがあります。
少しだけ縮めたい場合…洗濯機と乾燥機を使用
大幅に縮めたい場合…アイロンが効果的です。
洗濯機と乾燥機
①服を裏返して、高温のお湯で洗濯
*ポリエステルは高温で色落ちしてしまうため、裏返すことで色落ちを防ぐ。
また、他のものと一緒に洗うことも避けて下さい。
*運転時間は最長、濯ぎも高温のお湯
*洗剤はどちらでもOK
②すぐに乾燥機で乾燥
*乾燥機の温度は最高、運転時間は最長
③取り出して縮み具合を確認します。
*縮み具合がたりない場合は、
洗濯・乾燥を繰り返しても良いですが、色落ちしてしまいます。
洗濯機とアイロン
①洗濯機で乾燥したあと、
乾燥機ではなくてアイロンを使用します。
②すぐに濯機から出して、アイロン台に移します。
*色落ち防止のため、服は裏返しのまま行う
③当て布を乗せます。
*当て布は服の全体に当てる。
④低~中温で完全に乾くまで、アイロンをかけます。
*スチーム機能は使用しないで下さい。
⑤縮み具合を確かめます。
*アイロンを何度もかけない。
生地が傷み、色落ちもするからです。
縮まない場合は諦めましょう!
まとめ
冬にはかかせないセーターやニット類、着る機会が多くなると、
洗濯する回数も当然多くなります。
お気に入りのセーターなら、なおのことでしょう。
まずは、伸ばさないように扱うことが一番ではないでしょうか?
縮ませる方法は、素材の性質を活かした方法なので、
商品によっては失敗する可能性もあります。
なので、あくまでも自己責任で行いましょう!
実験的に素材が同じ着ないセーターで実験してみるのも良いかもしれませんね!
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このようなことも調べているので、
是非、参考にしてみてください♪( ´▽`)
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