中華料理などによく入っているきくらげ。
あのコリコリとした食感が癖になるという人も多いですよね。
そんなきくらげですが、実はダイエット効果があるとか!
確かに見た目といい、食感といい、何となく痩せそうなイメージがありますよね。
そこで、きくらげの持つダイエット効果について調べてみました!
実際に痩せた人と痩せなかった人の口コミやそれぞれの違い、
効果的な食べ方やおすすめのダイエットレシピなどもご紹介していきますね。
目次
きくらげの驚くべきダイエット効果!
きくらげにはダイエットを手助けしてくれる栄養素がたくさん含まれています。
まずはきくらげに含まれる栄養素から見ていきましょう。
■ビタミン
ビタミンD、ビタミンB1、B2、ナイアシン、ビタミンB6、葉酸、パントテン酸、ビタミンC
■ミネラル
ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン
■食物繊維
100g当たりのエネルギーは167kcalで糖質が13.7g、たんぱく質が7.9g含まれています。
きくらげがダイエットに良いと言われる大きな理由はこれらの栄養素の中でも豊富に含まれている「食物繊維」と「ビタミンD」です。
それぞれの栄養素とダイエット効果についてもう少し詳しく見ていきましょう。
食物繊維の効果
きくらげには100g当たり57.4gもの食物繊維が含まれています。
食物繊維には、食事で摂った糖質や脂質の吸収を穏やかにする働きや腸内環境を整える効果があります。
食物繊維が豊富に含まれたきくらげを食べることで、
これらの働きによってダイエット効果や便秘解消効果を期待できるのです。
ビタミンDの効果
きくらげにはビタミンDが豊富に含まれています。
ビタミンDは食事の他、太陽の光を浴びることで体内で生成される栄養素で、
正常な骨格や歯の発育促進、神経伝達や筋肉の収縮などを正常に行う働きがあります。
一見、ダイエットに関係なさそうな働きですが、
実はビタミンDが不足すると太りやすくなることが分かっています。
人間の体内には「レプチン」といって、以下の働きをするホルモンがあります。
・満腹中枢を刺激して食欲を抑える
・脂肪細胞の分解を促進することで中性脂肪を脂肪酸に変える
簡単に言うと、食欲を抑えて脂肪を分解してくれるということですね。
このレプチンが働くにはビタミンDが必要となります。
ということは、ビタミンDが不足するとレプチンの働きが鈍くなるため太りやすくなるということですね。
参考)https://calorie.slism.jp/108006/ 、https://utp.co.jp/column/column-10381/
ただ、きくらげダイエットの効果を調べてみると、痩せた人、痩せない人がいました!
一体、違いは何なのか?についてみてきたいと思います!
きくらげダイエットの口コミ!痩せた人と痩せない人
きくらげダイエットを実際にやったことのある人の口コミを見ていると、痩せた人と痩せない人がいました。
まずはそれぞれの口コミを見てみましょう。
痩せた人
・30代女性
毎日、食事のメニューの中にきくらげを取り入れて食事の始めに食べるようにしました。
よく噛むよう意識しながら食べたところ、食べる量が自然と減り体重も少しずつ落ちていきました!
・40代女性
料理研究家の柳澤英子さんの影響を受け、毎日の夕食をきくらげ鍋にしてご飯の量を普段の半分に減らしたところ、26kgとまではいきませんがもうすぐ10kgの減量に成功します!
まだ、ダイエットは継続中ですが目標達成まであと少しです!
参考)https://hamsonic.net/kikurage-diet-recipe/ 、https://kirameku.jp/shiawasenokuroikikurage/
痩せない
・20代女性
きくらげでダイエットできると知り、毎日、食事にきくらげを使いましたが全く痩せませんでした。
炒め料理によく使ったせいか脂っこいメニューが増えてしまい、痩せるどころか太りました。
・30代女性
きくらげをいつもの料理にプラスして積極的に食べていましたが、食事の量が減るわけでもなくきくらげの分が余計に増えていたように感じます。
きくらげを食べているから大丈夫!と安心して食後のスイーツに手が伸びることも多かったのでそのせいかもしれませんが・・・
参考)http://tabemono-calorie.xyz/%E3%81%8D%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%92/#i-3
きくらげを食べて痩せた人と痩せない人の口コミをご紹介しましたが、
痩せた人と痩せなかった人では大きな違いがありますね!
次の章ではそれぞれの違いについて解説していきます。
きくらげダイエットの痩せた人と痩せない人の違いは?
きくらげダイエットで痩せた人と痩せない人の大きな違いは「食べ方」だということが分かりました。
きくらげダイエットに成功した人は、以下のような特徴があります。
・食事のはじめにきくらげを食べてよく噛み、食べる量がダイエット前よりも減った
・毎晩、きくらげ鍋を食べ、ごはんの量を普段の半分に減らした
つまり、きくらげを食べるだけでなく、一緒に食べる食事量を減らしているんですね。
反対にきくらげダイエットに失敗した人は、以下のような特徴があります。
・きくらげは炒め物で使うことが多く、脂の摂取量が増えた
・普段の食事はいつも通りに食べ、きくらげをプラスした
・きくらげを食べている安心感から、食後のスイーツをよく食べた
きくらげを食べれば痩せるという考えの元、普段の食事量を変えなかったり、
普段よりも高カロリーのものを食べてしまっている傾向があります。
それぞれの特徴を見て分かることは、きくらげを食べただけでダイエットするのは難しいので、
きくらげを食べながら食事量や食事内容に気を付ける必要があるということですね。
また、きくらげダイエットに成功した人は1日のうち1食の食事にきくらげ料理を毎日食べていたようです。
では、きくらげを効果的にダイエットに役立たせるにはどうしたら良いのか?
ダイエットに良いきくらげの食べ方をご紹介します。
きくらげダイエットを成功させるポイントと効果的な食べ方
きくらげダイエットをするには、以下のルールを守って行うと成功しやすくなります。
- 1日5g(乾燥した状態の重量)のきくらげを毎日食べる
- 食べる時間に決まりはないが、糖質や脂質を多く食べる食事のタイミングで食べると良い
- 食事の始めにきくらげ料理を食べる
- 食事量を極端に減らす必要はないが、主食の量を減らすと痩せやすい
効果の出方には個人差がありますが、
早ければ1~2週間続けてみると少しずつ体の変化に気付くのではないかと思われます。
では、きくらげってどうやって摂取していくと良いのか?
次はダイエットレシピについてです。
きくらげを使ったダイエットレシピ
1日1食をきくらげ料理にするといっても、毎日のことになるとどんなメニューが良いか悩んでしますね。
そこで、きくらげの選び方ときくらげを使った簡単にできるダイエットレシピをご紹介します。
きくらげはどれが便利?
一般的によく売られているきくらげには「乾燥きくらげ」と「生きくらげ」があります。
手に入れやすいのは乾燥きくらげですね。
きくらげダイエットではどちらのきくらげを使っても特に変わりはありませんが、
保存が利き使い勝手が良いのは「乾燥きくらげ」だといえます。
乾燥きくらげは、ぬるま湯で戻すのが一番簡単ですのでおすすめです!
戻し方は、ボウルに乾燥きくらげを入れて、
きくらげが浸る程度に40度ほどのぬるま湯を注いで15~30分ほど置きます。
ザルにあげて水けを切り、固い石づきがある場合は包丁で切り落として食べやすい大きさに切って使います。
ちなみに水で戻す場合は6時間ほどかかりますので、
夕食で使う場合は昼食の時など事前に準備しておく必要がありますので注意しましょう。
きくらげ鍋
きくらげダイエットに成功された人も毎日食べていたきくらげ鍋のレシピをご紹介します。
【材料】3~4人前
・白菜 1/4株
・人参 1/2本
・長ネギ 1本
・乾燥きくらげ 15~20g
・豚バラ 150~200g
・好きな鍋つゆ
- 材料を好きな大きさにカットします
- きくらげはぬるま湯で戻しておきましょう
- 好きな鍋つゆを鍋に入れ野菜ときくらげ、豚肉に火を通し完成です
※豚バラは先にフライパンでじっくり焼いてから鍋に入れても美味しいですよ!
ポイントは、鍋つゆは極端に高カロリーのものを使わないことです。
寄せ鍋や塩鍋、ちゃんこ鍋などの鍋つゆは比較的カロリーが低めですのでおすすめです。
鍋の太りやすい具材とスープについてはこちらにまとめてあります!
鍋を毎日食べると太る理由と体験談から太らない食べ方や具材・スープを大公開!
きくらげ鍋について調べるとダイエットにおすすめな鍋つゆレシピも出てきますが、
毎日続けるなら手軽に作れる方が良いので、無理せず鍋つゆを利用しましょう!
最近は一人鍋用に鍋キューブや鍋ポーションなども販売されていますので、家族とは別メニューでも続けやすいですね。
また、入れる野菜や肉類はあくまでも目安です。
野菜をふんだんに、肉類や豚だけでなく鶏肉でも良いですし、豆腐に置き換えても良いですね。
あまりこだわらず、続けやすい食材で手軽に作りましょう。
きくらげふりかけ
毎日きくらげ料理ばかりでは飽きてしまう!
という人にはきくらげふりかけがおすすめです。
【材料】つくりやすい分量
・きくらげ 60g(戻した後の重量)
・長ネギ 1本
・干しエビ 20g
・ごま油 適量
・しょう油 大さじ1
・みりん 大さじ1
- きくらげは水気を切ってみじん切りにします。フードプロセッサーやブンブンチョッパーを使っても良いでしょう。
- ネギと干しエビも同じくみじん切りにします。
- フライパンにごま油を熱し、材料を入れて炒めます。
- 全体に油が回ったら、しょう油とみりんを加え更に2分ほど炒めたら完成です。
ごはんやパスタに混ぜたり、トーストに乗せたりして食べても美味しいですよ。
今回のレシピでは、しょう油とみりんで味付けしていますが、
ネギとごま油の量を少し多めにして塩だけで味つけたり、
鶏がらスープとしょう油、または塩で味つけしても美味しいのでおすすめです。
まとめ
きくらげには、ダイエットに有効な栄養素がたっぷりと入っていますので、
毎日5gずつ食べることでダイエット効果を得ることが期待できます。
ただし、食べ方を間違ったり、きくらげを食べているという安心感から食べ過ぎてしまうと
逆効果になってしまいますので注意しましょう。
きくらげを毎日食べるのは飽きてしまうという人もいるかもしれません。
自分でストレスなく続けやすい調理法や味付けを見つけて無理なく続けて見てくださいね。
他にもダイエットに関する記事をまとめているので、
焼き芋ダイエットの痩せるやり方や注意点!太る人と太らない人の違いは?
緑茶コーヒーで痩せない!効果なしと感じる人の共通点はこれだった!
自分にあった方法を見つけるのが一番ですね!
あとは、色々とチャレンジしてみましょう!!
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