日焼けをしないために、今では一年中塗ることを推奨されている日焼け止め。
紫外線がサンサンと降り注ぐ夏のみならず、
冬でも日常使いで日焼け止めを使用している方は多くいらっしゃることでしょう。
「朝しっかり塗って出かけたはずなのに日焼けしている!」
という経験をしたことはありませんか?
海やプールのレジャーに行った場合は「水で落ちちゃったかな?」と想像できるのですが、
そうでない場合も意外と多いんですよね。
調べてみたところ、日焼け止めには「効果が持続する適正時間」があることがわかりました。
日焼け止めの効果が持続する時間がわかればいつ塗りなおせばいいのか、
「塗りなおすベストタイミング」もわかります。
「もう日焼けをしたくない!」という方のために、
日焼け止めの効果が持続する時間と塗り直すタイミングについてご紹介します。
日焼け止めの種類別にも見ていきますので、
今後日焼け止めを購入予定の方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
日焼け止めの効果はいつからいつまで?持続時間について
日焼け止めを買う際にPAとSPFの値を見てから購入される方が多いと思います。
ではPAとSPFは何を意味するかご存じでしょうか?
PAとSPFについて知ると、日焼け止めの効果が続く持続時間が見えてきますので、
まずはそちらについてご説明したいと思います。
PAとSPF
・PA
PAは「Protection grade of UVA」の略で、紫外線A波を防ぐ効果を示します。
紫外線A波は、肌の奥まで入り込むため、シミ・シワ・黒くなる日焼けの原因となります。
PAの後に+が並んで記されていますよね?
+の数が多いほど効果は高くなります。(最大「++++」まで)
・SPF
「Sun Protection Factor」の略で、紫外線B波を防ぐ効果を示します。
紫外線B波は、肌の表面を赤くヒリヒリさせる日焼けの原因となります。
SPF50まで表示され、数字の高さが効果の高さに繋がります。
日焼け止めの効果時間に関係があるのはこの「SPF」の数値です。
日焼け止めの持続時間計算の仕方
SPFの数値単位は、1単位20~25分とします。
「SPF1」の場合は、日焼け止めをつけていない状態より、
20~25分日焼けするのを遅らせる効果があるということです。
例えば、よく日常生活で使われる「SPF20」の日焼け止めならば、
約20分×20=400分=6~7時間ほど効果があるということになりますね。
この結果からみると、日常使いであればSPF20の日焼け止めでも
「朝家を出る前に日焼け止めを塗り、ランチタイムに塗りなおす」
ことで日焼け止めの効果は持続されます。
また、日焼け止めは何分前から塗った方が良いのかの真相もこちらにまとめています。
日焼け止めは外出の何分前が一番効果的?30分前に塗る真相について
「じゃあSPF50の日焼け止めを塗れば塗りなおさずに一日過ごせるよね?」と思いますよね。
しかしどんなに効果の高いSPFでも、汗をかいたり化粧崩れしたりした時は効果が軽減してしまいます。
その場合は同じように塗りなおすことが必要です。
ちなみに夕方や夜の紫外線など紫外線が強い時間についてはこちらにまとめています。
またSPF50の日焼け止めは長時間陽にあたるレジャー用として販売されているため、
お肌にも少なからず負担がかかってしまいます。
日焼け止めの違いで効果の時間は違う?
販売されている日焼け止めにも様々な種類がありますよね。
タイプ別の日焼け止めを例に出しながら、効果の時間を比較してみましょう。
普段使いに!SPF30
「トゥベールマイルドUVミルク」
界面活性剤など、お肌に負担がかかる成分が使われていません。
そのため一年中普段のお出かけに使用しやすい日焼け止めです。
SPF30のため、汗などかいていない場合は6~7時間後には塗りなおすことをおすすめします。
強い日差しの元でのレジャーに!SPF50
「アネッサ パーフェクト UV スキンケアミルク」
SPF50で夏のレジャーにおすすめの日焼け止めです。
耐水性が80分とされていますので、
海に入ったり汗をかいたりしたあとは80分を意識して塗りなおすと日焼けを防ぐ効果が高まると期待されます。
メイクの上から簡単塗りなおし!スプレータイプ
「ラロッシュポゼ UVイデアXL プロテクションミスト」
こちらはスプレータイプの日焼け止めです。
特にメイクをしている上からの塗りなおしに便利です。
ミルクタイプが使いにくい髪の毛にも使用できます。
ただし、スプレータイプは目に見えず塗りムラが出来てしまうことも多いので注意が必要です。
スプレータイプはお手軽なので2~3時間おきにこまめに塗りなおすといいでしょう。
飲む日焼け止め
「ザ・サンエキスパート 360°」
朝飲んでお出かけするだけで日焼け止め効果が得られる、飲むタイプの日焼け止めです。
日焼け止めで肌が荒れやすい方、塗りムラが心配な方におすすめです。
普段使いであれば日焼け止めを塗り直す必要がありません。
しかし、夏場や長時間の外出時には日焼け止めとの併用を推奨されています。
では、時間の他に日焼け止めを効果的に塗り直すタイミングをみていきましょう!
日焼け止めの塗り直すベストな時間とタイミング
ここまで見てきた中で、日焼け止めを塗りなおすベストな時間は6~7時間おきということがわかりました。
朝塗って外出し、昼に塗り直すイメージですね
その他に、シチュエーション別に4つのタイミングをご紹介します。
①汗をかいた
スポーツした時はもちろん暑い日は歩いただけでも汗をかきます。
②海やプールに入った
いくらウォータープルーフの日焼け止めでもかなり落ちやすくなりますので、海やプールからあがった際には必ず塗り直すようにしましょう。
③雨に濡れた
雨以外でも、手を洗ったときなど水にぬれると日焼け止めは落ちて効果がなくなってしまいます。
④顔や身体をこすった
手や服にこすれるだけでも少しずつ落ちていってしまうので注意してください。
また、この他にも焼けたくない人のために、
日傘や紫外線について詳しくまとめた記事をご紹介します!
紫外線対策 まとめ
「日焼け止めを塗っているのに帰ってきたら日焼けしている」
という方はもしかしたら塗り直しのタイミングが違っていたかもしれません。
普段使用する分には「SPF30の日焼け止めを6~7時間たったら塗りなおす」のがベストなタイミングです。
ただし、日常生活で手を洗ったり汗をかいたりしますので、
6~7時間という時間に拘らず、手を洗ったら塗りなおす、汗をかいたら塗りなおす、
といった習慣をつけることで日焼け止めの効果は持続していくと考えられます。
ただ、日焼け止めってテカテカしません?
他の日焼け止めの記事もありますおで参考にして肌を守っていきましょう!
日焼け止めでテカる!テカらない方法(テカリ防止)まとめ!これでテカテカ顔とおさらば
また、紫外線対策は日焼け止めの他にも日傘と組み合わせるとより効果的です!
日傘があれば日焼け止めはいらない?紫外線に効果的なのはどっちでベストな対策とは
日傘はいつからいつまでさす?ベストな時期や使用するタイミングとは
お肌のダメージを出来る限りなくしていきたいですね!
日焼け止めの効果が持続する時間を知って、賢く日焼け対策をしまよう!
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