肌にとって悪いイメージのある紫外線。
紫外線の肌への影響は現在だけでなく、将来にも影響があるようなことをよく耳にします。
そんな中、紫外線から肌への刺激を守るアイテムとして日焼け止めがよく注目されますが、
実際に日焼け止めを塗らないと肌への影響は防げないのでしょうか?
また、日焼け止め自体が肌に良くないという話もあり、
日焼け止めを塗った方が良いのか塗らない方が良いのか分からない・・・
なんて人も。
そこで、日焼け止めを塗らないと肌に良くないのか?
また、塗らない方が肌に良いのか?
実際に日焼け止めを塗る人と塗らない人の割合や比較から、肌への影響についてみていきます!
また、肌に優しい紫外線対策のオススメグッズなどをご紹介していきたいと思います。
目次
日焼け止めは塗る?塗らない?
紫外線対策として日焼け止めを塗るのか塗らないのか?
株式会社プラネットが調査した「季節ごとに行っている日焼け対策」についてのアンケートでは、以下のような結果が出ています。
引用元:https://www.planet-van.co.jp/shiru/from_planet/vol62.html
日焼け止めを塗るか、塗らないかに着目してみましょう。
季節ごとに日焼け止めを塗っている人の割合は、以下の通りです。
・春 28.2%
・夏 48.9%
・秋 26.4%
・冬 16.0%
紫外線が強く日焼けしやすい夏に絞っても、日焼け止めを使っている人の割合は半数以下なんですね。
ただし、UV化粧下地を使用している人が24.1%いますので、
化粧下地でUV対策できるからという理由で日焼け止めを使用していないのかもしれません。
しかし、それでも日焼け止めを塗っている人が少ない印象を受けます。
このアンケートに回答した人の中には日焼け止めに関して以下のような意見が寄せられて言います。
【● 中学生の頃、部活でテニスをしていたがまったく日焼け対策をせず、真っ黒に日焼けしていた。20代後半頃かららシミがとても増えてきて、あの時日焼け止めを塗っていたら…と後悔する。(女性・30代)】
【● 日焼け止めも塗らず平気で日焼けを楽しんでいた20代。その結果、年を重ねるたびにシミの数が増えていきました。(女性・60代)】
引用元:https://www.planet-van.co.jp/shiru/from_planet/vol62.html
実際に、日焼け止めを塗らなかった人の意見ですが、
どちらも過去に日焼け止めを塗らなかったことを後悔しているようですね。
やはり、日焼け止めは塗った方が良いのでしょうか?
日焼け止めを塗る人と塗らない人の比較
ここからは、日焼け止めを塗る人と塗らない人、それぞれの理由や特徴を見てみましょう。
アンケートサイト「マインドソナー」で男女368人にアンケートした結果、以下のような結果が出ています。
まず、「日焼け止めをしっかりと塗っていますか?」という質問に「はい」と答えた人は20.1%でした。
参照:https://sirabee.com/2015/08/21/46877/
しかし、紫外線対策といえば日焼け止め!という風潮がある中、この結果は意外に少ないですよね。
では次に日焼け止めを塗らない人の意見に着目してみましょう。
同じアンケートで、日焼け止めを塗らない人に「日焼け止めを塗るのは面倒ですか?」という質問をした結果、
以下のような回答が得られています。
引用元:https://sirabee.com/2015/08/21/46877/
日焼け止めはスキンケアの一つという風に考える女性も多いですが、
それでも面倒と感じている人が多いのですね!
また、同じアンケートの中で「日焼け止めを塗ることで肌荒れを起こしたことがあるという人」が16.3%いたことも分かっています。
日焼け止めは肌への負担が大きいものも多く、
肌が弱い人は日焼け止めを塗っただけで肌へ悪影響を受けてしまうこともあるようです。
このアンケート調査の結果を見て分かったことをまとめてみましょう。
・紫外線対策として日焼け止めを塗る人は男女問わず一定数いる
・日焼け止めを塗ることを面倒に感じる人もいる
・日焼け止めを塗ることで肌荒れを起こしてしまう人もいる
紫外線対策として日焼け止めは塗った方が良いと思っている人がほとんどだが、
面倒だったり、肌への影響によって塗らない人もいるということですね。
そこで、次の章では日焼け止めを塗らない方が良いのか?検証してみました。
日焼け止めは塗らない方が良いのか?
肌が弱いと肌荒れを起こすこともある日焼け止めですが、肌への影響は本当にないのでしょうか?
日焼け止めが肌に悪いと言われてる理由
日焼け止めが肌に悪影響と言われる理由は使われている成分にあります。
・「紫外線吸収剤」
・「紫外線散乱剤」
が日焼け止めの成分としてあります!
■紫外線吸収剤
肌の表面で化学反応を起こし、紫外線を吸収し熱や赤外線などのエネルギーに変換して放出することで紫外線対策できる成分です。
肌の表面で起こる化学反応が肌に悪く、人によっては肌荒れを起こしてしまうことがあります。
■紫外線散乱剤
肌の表面を粒子で覆い、物理的に紫外線を反射、散乱させて細胞に紫外線が吸収されてメラニンが作り出されるのを防ぐ成分です。
化学反応を起こさないため、肌に負担は少ないのです。
しかし、紛体のため皮脂を吸収しやすく肌が乾燥しやすいため、
乾燥肌の人は紫外線散乱剤の影響で肌が乾燥して肌荒れを起こすこともあります。
これらの成分の特徴を見ると、日焼け止めすべてが肌に悪影響なのではなく
「紫外線吸収材」が使われた日焼け止めが良くないということが分かりますね。
乾燥肌の人や肌の弱い人は紫外線散乱剤が使われた日焼け止めを使用する際、
スキンケアでしっかりと保湿ケアをすると良いです。
あとで、どんなスキンケア商品がおすすめなのか例も合わせてご紹介しますね!
日焼け止めを塗る・塗らない、肌に負担なのはどっち?
日焼け止めを塗らなかった場合、肌への影響はどうなのでしょう?
日焼け止めを始め紫外線対策を全くしなかった場合、
紫外線を受けた肌へ紫外線を吸収し、シミの元となるメラニンを生成します。
メラニンには、紫外線から肌を守る働きがありますが、
メラニンが増えると肌は黒くなるだけでなくシミやくすみ、そばかすなどができやすくなります。
また、紫外線を肌に受けると体内では活性酸素が発生し、
体内の老化を早め肌は固くこわばり、シワができやすくなります。
これらの特徴を見ると、日焼け止めの肌への影響と紫外線の肌への影響とでは、
紫外線の肌への影響の方が圧倒的に良くないことが分かりますね!
肌荒れなどの肌トラブルを起こしたことがある人は
日焼け止めは使う商品次第の場合もありますよ!
次に、日焼け止めに関する疑問について一つずつ見ていきましょう。
日焼け止めを塗らなくてもメイクをすれば大丈夫?
日焼け止めを塗らなくてもメイクでファンデーションをつけていれば大丈夫なような気がしますよね。
しかし、答えはNo!です。
化粧下地やファンデーションの中にはUV対策できるものもありますが、
特にUV対策を謳ってないメイク用品については紫外線対策はできませんので、
化粧下地を塗る前に日焼け止めを塗りましょう。
男性の日焼け対策は必要?
答えはYes!です。
日焼け対策に男女の差はありません。
小麦色に焼けた肌の方が良いと思う男性もいるでしょう。
しかし、男性も女性同様、紫外線を受け続けたら肌が焼けるどころかシミだらけになったり、
肌が固くこわばりシワだらけになってしまう可能性があります。
年配の男性でたまにそのような肌の方を見かけますよね?
紫外線への悪影響は将来的に大きいため、男性でも日焼け対策は必要だといえます。
日焼け止めを塗らなくても他の対策をしていれば将来は問題ない?
これははっきりとした答えを出すのは難しいのですが、どちらかというとNo!です。
確かに日焼け止め以外の紫外線対策もあります。
よく見かけるのは、日傘や帽子、カーディガンなどですね。
こちらに詳しくまとめていますので参考にしてください!
日傘があれば日焼け止めはいらない?紫外線に効果的なのはどっちでベストな対策とは
例えば、手の甲や指、足の甲なども注意が必要です!
日焼け対策というと顔ばかりのイメージがありますが、紫外線への影響は全身の肌に影響を及ぼします。
そのため、全身の肌への紫外線対策をするならやはり日焼け止めが一番有効だといえるでしょう。
日焼け止めと他の紫外線対策をうまく併用していくことで、
より紫外線対策を強化できるといえます。
次は、肌に優しい紫外線対策グッズを紹介致します!
肌に優しい日焼け止めと紫外線対策オススメグッズ!
ここまで、日焼け止めの肌への影響や紫外線対策についてご紹介してきましたが、
ここからは紫外線対策オススメグッズをご紹介していきたいと思います。
■ノンケミカル日焼け止め URUN WRAP
紫外線吸収剤不使用の日焼け止めです。
オーガニック成分に作られているため、敏感肌の人はもちろんお子さんでも安心して使用できます。
■アロベビー UVモイストミルク
紫外線吸収剤不使用はもちろん、100%天然由来成分で作られているうえ保湿効果もある日焼け止めです。
完全オーガニックなので、小さなお子さんはもちろん、新生児でも使えます。
赤ちゃんグッズ売り場でもよく販売されている日焼け止めです。
■SK-II ジェノプティクス スポット エッセンス
紫外線対策後のケアアイテムとしておすすめしたいのがこちらの商品です。
日焼け止めをはじめ、紫外線対策をしてもその効果は残念ながら100%とはいえません。
微量であっても紫外線を受けた肌はその日のうちにケアすることが大切です。
日中に受けた紫外線は夜にかけて徐々に肌にダメージを与えます。
この美容液は、シミを作らせないことを目的として美白有効成分がたっぷり使われています。
また、シミ対策だけでなく保湿効果にも優れており、紫外線を受けて疲れた肌に透明感を与えてくれる優秀アイテムです。
紫外線対策 まとめ
日焼け止めは、肌に負担が掛かるという意見もありますが、
肌に優しい日焼け止めを使うことで紫外線対策をしっかりすることができます。
しかし、日焼け止めを使っても100%紫外線を受けないのは難しいため、
他の紫外線対策と併せて使っていくと良いでしょう。
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また、紫外線が強い日などはUVケア効果のあるスキンケアで、
しっかりと肌を労わることで紫外線からの肌への悪影響を防ぐことも大切ですね!
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